2012年9月27日木曜日

英語教師のためのコンピュータ入門 (2012年度)




以下は柳瀬の授業(「英語教師のためのコンピュータ入門」)の受講者のためのページです。2012年度の授業は、前年度を基本的に踏襲しながらも、一部変更しました。授業の資料は著作権などに抵触しない限り、できるだけここに掲載します。


第1回 10/3 水 イントロダクション




「コンピュータを学ぶ」から「コンピュータで学ぶ」へ
「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へ
そして「コンピュータと英語で学ぶ」へ


では


何を学ぶ?
何のために?
誰のために?


Computer for Communication and Community


"The only person who is educated is the one who has learned how to learn and change."
Carl Rogers


"You are not bored. You are just boring."

子曰、知之者、不如好之者。好之者、不如樂之者。 『論語』雍也第六 140

***




2012年度
英語教師のためのコンピュータ入門



1年生: 水曜7-8限 K208教室
担当:柳瀬陽介
yosuke@hiroshima-u.ac.jp


■授業で使う主なホームページ



・広島大学WebCT(振り返りや課題の提出用)
情報メディア教育研究センターのページ右の「WebCT]アイコンをクリック

主に使うのはDiscussionsとAssignmentsです。

なお授業音声の録音もWebCTに掲載しますので、
欠席した場合や、授業の復習をきちんとしたい場合に
音声ファイルをダウンロードして勉強して下さい。



★Associate, Explore and Communicate!
http://www.box.net/shared/static/qjlcjs460r.ppt

参考
「教養ゼミ」での学部一年生へのメッセージ
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/04/blog-post_24.html



■この授業の主な目的

(1) 現代社会におけるコンピュータ文化の重要性を理解する

(2) コンピュータについて自分で学べるようになるための基礎知識と検索技術を習得する。

(3) ウェブ上の有益な英語情報を活用できるようになる。

(4) 統計量統計に関する基礎的理解に基づいて表計算ソフトを使いこなせるようになる。

(5) コーパス言語学に関する基礎的な知識と理解を得る。



■参考記事

メディア・リテラシーについて
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html

インターネットは魔法でありその呪文は言語である。そして魔法界の務めはつなぐこと。
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/10/blog-post_3.html



■参考資料:
(1) 柳瀬が作成した学会やセミナーの事務局ファイル。実際の仕事でどのように表計算ソフトを使うのかの例として御覧ください(ダウンロードの際にはパスワードが要求されます)。
https://www.box.com/s/8zogrlw7eh6td5f08b63

(2) 皆さんの先輩によるエクセルによるタスク管理です。ダウンロードしてください(パスワードが要求されます)。
https://www.box.com/s/75l5oudork58rd52gaaf



■助言

(1)コンピュータを怖れないでください。コンピュータはあなたを助ける道具なのですから。コンピュータに対する苦手意識を払拭できたら、それだけでこの授業の狙いは達成されると言っても過言ではありません。

(2) まずは基礎的な原理と構造を理解してください。あとは操作の中から手があなたに知恵を与えてくれます。うまくいかないことやトラブルをむしろ学びの機会ととらえて、ゆっくりと手で学んで下さい。いろいろと失敗をできる時間があるのが学生の特権です。

(3)うまく動かない時にはどうぞ焦らないで。パニックになったりイライラしないで、試行錯誤したり検索したり人に尋ねたりしてください。お互いに上手に助け合う文化を熟成させましょう。

(4)すべてを理解しようとしないでもいいです。使っているうちに、少しずつわかったり発見したりしてゆくものですから。「とりあえず使える」状態になればあとは雪だるま式に習熟できます。

(5)授業外でのコンピュータ使用を前提としています。授業時間だけのコンピュータ使用では習熟できませんから、空き時間を使ってどんどんコンピュータを使って慣れてください。他の授業やサークル活動に関する作業もできるだけコンピュータを活用して行なってみてください。

(6)でもどうしても慣れないなら使いやすい参考書を本屋で見つけて買ってください。私も何度も経験しましたが、自分に合った参考書は多くの時間を節約してくれます。2000円以下で多くの時間が買えるのですから、これはいい投資です。(下記参照)

(7)特に単純作業をやったりしているときは、自分の注意資源の数パーセントを常に「どうしたらこの作業をより効率的に行えるだろうか」という問いに向けてください。コンピュータには便利な小技がたくさん隠されています。右クリックはしばしば行い、「ツール」「オプション」などはどんどん変更して、あなたのコンピュータを"personal"なものにしてください。

(8)授業への要望などは積極的に知らせてください。お互いのコミュニケーションを密にすることでよい授業を創り上げてゆこうと思っています。


参考: パソコンの基本的な操作法にゆっくり習熟したい人は下記の講座などの良心的なものを受講してみてはいかがでしょうか。

広島大学生協 パソコン総合サポート(略称PCSS)



■評価

(1) 参加(出席、およびWebCTでの授業の振り返り提出)⇒30%
※きちんとした日本語を書く訓練としても、この授業の振り返り課題は重視します。WebCT上でのクラスメートの文章も読んで、お互いに切磋琢磨してください。

(2) 英語課題(指定課題。特に指定がない場合は、毎週一つ面白い英語記事を見つけ、その面白さを説明) ⇒30%

※この課題は基本的にブログ「英語動画で高度な英語説明力をつけよう!」(http://greatpresentationvideos.blogspot.jp/) で紹介します。加えて言いますと、(1)と(2)の課題は基本的に毎週ありますから、皆さんは毎週2種類の文章(振り返りと課題)をWebCTに書き込むことになります。しっかりと勉強して、底力をつけましょう)。

(3) 統計レポート (詳細は後日。締切は授業最終日) ⇒30%

(4) タイピングと検索技術のテスト、およびその他特別に指定する課題⇒ 10%

(5) 任意課題。(5a)か(5b)のどちらか⇒AをSに、BをAに、CをBにする。ただしDをCにすることはしない。

(5a)本を読んで書評。本の読みどころを見出して、それを的確に説明する。6000字以上のもののみを受け付ける。

(5b)なにか知的に面白いことWeb活動を開始し、最低一ヶ月以上継続する。

詳しくは、S(秀)判定に関する下の記事を読んでください。
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/blog-post_08.html



■テキスト

山田智久 (2012) 『ICTの活用』 くろしお出版(http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/09/2012-ict.html

相沢裕介(2010)『統計処理に使うExcel2010活用法―データ分析に使えるExcel実践テクニック 』 カットシステム

これらのテキストは買わなくても授業にはついてゆけますが、買った方が便利かもしれません。購入の判断は自分で行なってください。私の方から一括注文をしたりすることはしません。



■必要なもの

・学生証(K208教室でのコンピュータ使用のため)
※忘れたら授業ができません。必ず持ってきて下さい。

・USBフラッシュメモリ。ただしDropboxなどのオンラインストレージを使うなら不要。



■遅刻・欠席・参加に関する方針

・甘やかされた内弁慶でしかない「お子ちゃま」や、単位がほしいだけのために受講を希望している人はお断りします。お互いに真摯な学びの空間を育てるためです。しっかり学びたい人だけが受講して下さい。

・遅刻は認めません。最初の点呼の時にいなかったら欠席扱いにします。欠席3回以上で、評価を一段階下げます。欠席5回以上は単位認定をしないことを原則とします。やむを得ない理由があった場合は申し出てください。

・私語や居眠りなどは許しません。注意しても止めないようでしたら教室から出ていってもらいます。楽しい学習環境を保つために、最低限のケジメだけはつけます。



■課題提出の仕方

WebCTシステムで提出します。振り返りと英語課題はDiscussions、統計レポートはAssignmentの機能を使います。詳しくは教室で指示します。



■まとまった文書の作成法

この授業だけでなく、きちんとしたレポートなどを提出しなければならない時は、次の記事を参考にしてください。構造化された文書を作成できること、ということは物事を分析的に考えることができることは、大卒の最低条件の一つです。


まとまった文書の作成法


構造化された文書を作成すると同時に、まともな書きことばの文体で文章を書けるようにもなってください。「僕は・・・しました。・・・と思いました」といった小・中学生の感想文のような文体でしか書けないと、まずもって信頼を失う場合がありますので。



■授業で使うソフト(アプリケーション)について

パソコンなどのICT (=Information Communication Technology) は、今や電気・ガス・水道に次ぐような社会的共通インフラ (=infrastructure) になっています。社会的共通インフラは公共的なものですから、できるだけ安価で、誰にでも利用できるように制度設計するべきです。

現在、世の中ではMicrosoft社のOfficeのソフト (Word, Excel, PowerPoint) を使うことが当然のように要求されてきていますが、これらのソフトは非常に高価なものであるため、私はMS Office (Word, Excel, PowerPoint) を使わなければやっていけないような世の中は公正な世の中ではないと考えます。(ある特定の商品が独占的に使われるようになれば、資本主義の競争原理が働かなくなり、その商品は安くもならず改良もされなくなるというのが世の常です)。

広島大学の学生は、現在、「マイクロソフト包括ライセンス」の協定により、MS Officeなどのソフトをある一定の制限内で無料でダウンロードできますが、このような「特典」は社会の一部の人間にだけ適用されているだけです。世界中の多くの団体・個人が、MS Officeの使用を私たち自身が当然視している体制により、高額の出費を強いられています(また、皆さんとて、卒業後はMS Officeを買わなければならなくなります)。

ですから、私は世界中のボランティアが作成し維持運営しているOpenOffice.orgなどの無料のソフトを、公共団体あるいは公共的な事業(例えば教育や研究)に関わる者が使うように努め、社会的共通インフラとしては無料のものを普及させるべきだと考えます。OpenOffice.orgを使用している国内外の主な団体は以下の通りです。



このうち、徳島県は以下のように述べ、オープンオフィス操作マニュアルを作成・公開しています。

OpenOffice.org(オープンオフィス)操作マニュアルの公開について
徳島県では平成23年7月1日より行政事務用パソコン約4,000台のオフィスソフトの標準として、無償で利用できる「OpenOffice.org(以下オープンオフィス)」を活用しています。
 オープンオフィスを導入することにより、既存のオフィスソフトのバージョンアップ費用で1億円以上の経費削減が行うことができ、庁内流通の電子文書ファイル形式の標準を国際規格等でも認定されている「OpenDocumentFormat(ODF)」とすることで、保存した電子文書が特定の有償ソフトウェアに頼らなくとも将来にわたって永続的に利用できるようになります。
  今回、導入にあたっては、職員向けのオープンオフィス操作マニュアルを作成いたしておりますが、無償であるオープンオフィス活用のメリットを県民の皆様にも広く知っていただくため、県ホームページ上で公開することといたしました。興味がある方をはじめ、使ってみたいが使い方がわからないという方に是非活用いただきたいと思います。
 http://www.pref.tokushima.jp/docs/2011081000092/


OpenOffice.orgの日本語版ソフトは以下からダウンロードできます。

(OpenOffice.orgの文書作成ソフトはWriter、表計算ソフトはCalc、プレゼンテーション・ソフトはImpressと呼ばれます)。


OpenOffice.org日本語プロジェクト


ですから、私も今後は教育・研究活動で使用するソフトは、基本的にOpenOffice.orgとし、かつそのフォーマットはOpenOffice.orgのために定められたOpenDocument Format (ODF)とします。(フォーマットについては今後勉強してゆきます)。Microsoft Officeは、仕事上どうしても使用することが要求されている場合にのみに留めます。 私のこの方針に関しては、下の記事を読んで下さい。


私は2012年10月から試行的にMS Officeとそのフォーマットの使用を極力控え、
OpenOfficeをOpenDocumentフォーマット(ODF)で使うことを基本にします。




なお、OpenOffice.orgについては以下のマニュアルが参考になります。公共の利益のためにマニュアルを作成・無料公開されている方々に心から感謝します。


OpenOffice.orgオンラインマニュアル
(秋田パソコンステーション作成)
http://www.ne.jp/asahi/pa/sta/openoffice.html



徳島県(県庁ホームページ)
OpenOffice.org(オープンオフィス)操作マニュアルの公開について

http://www.pref.tokushima.jp/docs/2011081000092/



★参考:2012年夏の新聞記事二つ

学校基本調査:大卒23%「安定職」なし 正規雇用難しく
毎日新聞 2012年08月28日 東京朝刊 (太字強調は引用者によるもの)
 今春の大学卒業者約56万人のうち、ほぼ4人に1人にあたる12万8000人余り(約23%)が安定した仕事に就いていないことが、文部科学省が27日公表した学校基本調査で分かった。正社員など安定した職を得たのは60%で、同省は「リーマン・ショックで落ちこんだ就職率は回復傾向にあるが、本人が望まぬ雇用形態で就職せざるをえない状況は課題」としている。また、東京電力福島第1原発事故の影響を受ける福島県で、小学生が大幅に減少したことも分かった。
 調査は5月1日現在の幼稚園から大学院までの全校を対象に実施した。
 全国の大学を今春卒業したのは55万9030人。文科省は、契約社員などになる大学生の数を把握するため、今年初めて、雇用期間に1年以上の定めのある「非正規雇用」の項目を追加して調査したところ、2万1990人が該当。これに▽アルバイトなどの「一時的な仕事」に就いた1万9596人▽「進学も就職もしていない」8万6638人を加えた12万8224人(22・9%)が安定した仕事に就いていないことが分かった。
 正社員など雇用期間に定めのない「正規雇用」に就いたのは60%にあたる33万5295人(男子17万6025人、女子15万9270人)。このほか、大学院などへの進学13・8%(7万6884人)▽不詳・死亡1・8%(9811人)などとなっている。
 同省は昨年まで、「非正規」と「正規」を合わせた雇用を「就職率」として公表しており、同じ区分で見ると、今年の就職率は63・9%で、昨年より2・3ポイント改善した。
 例年5月に同省などが公表している「大学卒業生の就職率」は、就職を希望した学生を調査対象とした推計の上、「正規」「非正規」を区別しておらず今回とは違う。


<厚労省調査>非正規労働者の30代男性、未婚75%
毎日新聞 2012年8月30日(木)23時3分配信
 30代男性の非正規労働者の75.6%が未婚で、正規労働者(30.7%)と2.5倍もの差のあることが厚生労働省が30日公表した調査結果(10年実施)で分かった。04年実施の前回の45.5%から6年で30ポイントも増加した。非正規労働者の経済的な不安定と、未婚化の進行が強く結びついている現状が明らかになった。
 男性非正規労働者の急激な未婚・晩婚化は40代でも進んでおり、前回の25.3%から45.7%と半分近くに達している。正規労働者は30代で30.7%と5ポイント程度上昇したが、40代は前回並みの15.1%。一方、女性は正規の方が未婚割合が高く、30代は前回並みの46.5%、40代は9ポイント近く上昇して22.3%だった。こちらは女性が働きながら結婚・子育てをする環境がなお十分ではない状況が反映している。
 重点を置くべき子育て施策(複数回答)では、トップは前回と同じ「教育費の負担軽減」(55.3%)。しかし、2位の「保育所等の充実」43.3%(前回37.9%)と3位の「手当など経済的支援の充実」30.9%(同47.3%)が逆転。待機児童解消が見通せない中、現金より保育サービスの充実を求める声が強まっている様子がうかがえた。
 調査は10年7月に全国の20歳以上65歳未満の人を対象に実施。7973人から回答を得た。【鈴木直】


★参考:格差に抗し,全員を伸ばす英語教育へ(3)
http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/31195154.html


この授業でも私が新しくファイルを作成する場合は、OpenOffice.org/ODFで作成します。皆さんもOpenOffice.orgに慣れ親しんでおくことをお勧めしますが、ODFファイルはMS Officeでも読めますし編集・作成もできます。

ただし、私が過去にMS Officeで作成したファイルをすべてODF化する時間はありませんので、この記事からダウンロードできる過去のファイルはMS Officeの97-2003形式です。また、統計計算に関しては、私はまだOpenOffice.orgのCalcに習熟していないので、当面はExcelを使用しますし、この授業でもExcelを使います(私見ですが、Excelはよくできたソフトです。私はWordやInternet Explorerはその不出来具合から使う気になれませんが、Excelは実際使い勝手のいいソフトだと個人的には思っています)。

と、私はOpenOffice.orgを使ってゆきますが、現実社会ではMicrosoft Officeが多用されています。何度も言いますように、私はこの体制は是正されるべきだと考えますが、短期的にはMicrosoft Officeを使うことを覚えなければならないのが現実です。

Microsoft Officeの使用法については、以下のようなサイトを参考にして自学自習しておいてください。

Microsoft: Officeのトレーニング

Microsoft AtHome: Officeの便利な活用方法をご紹介

なお、以下の「動画マニュアル.com」は、MS Officeに限らず多くのアプリの使用法を動画で解説してくれているサイトです。ぜひ活用してください。

動画マニュアル.com

また書籍としては、以下の入門書を教英学部生控え室に常備します。教英の学生さんは、適宜空いた時間などに以下の入門書を何度も眺めて、使い方に慣れ親しんでください。何度も言いますが、習うより慣れろ!です。























また私が私費で購読している月刊誌『日経PC21』も、読み終えたら教英学部生控室に置くようにしていますので、適宜活用して下さい。

★課題:次の授業の予習として、第2回の記事の★印がついているものを読み、自分なりに考えたことを書きなさい(時間があればそれ以外の記事も読んで下さい)。






第1回 10/10水 ウェブとは新しい文化である

改めて、大学で学ぶ心構えについて


★「ニッポンの教育の副作用」しゃべらない、考えない
http://president.jp/articles/-/2634

★考える・調べる・尋ねる
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/04/blog-post_13.html

★入試による教育水準コントロールへの疑問
http://educa.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-c65c.html

★受験対策より、何か熱中できることの方が大切
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/02/blog-post_24.html

★内田樹(2008)『街場の教育論』ミシマ社
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/09/2008.html

★内田樹氏による根本的な教育論が今重大な意味をもつ
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2011/11/blog-post_24.html

★教育の危機と再生
http://blog.tatsuru.com/2012/03/19_1142.php

★ある卒業生の述懐
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/07/blog-post.html

★ある私立学校で働き始めた卒業生からのメール
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html

★高校教員の8割,「教育行政が学校現場の状況を把握していない」
http://blogs.yahoo.co.jp/gibson_erich_man/30885905.html

★大学院生から大学一年生へのアドバイス
http://news.livedoor.com/article/detail/5033462/

・「ゆとり」学生諸君、目を覚ませ!
http://news.livedoor.com/article/detail/5033539/

・日本の学生の就職「超」氷河期は永久に続く
http://news.livedoor.com/article/detail/4997809/

・日本の若者はほんとうにリスクをとらないのか? 

・ビジネスパーソンにとってWebを活用することは呼吸をすることと同じ

・凝縮した知識を処理する英語力
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/01/blog-post_21.html

・知者の社会的責任/何のために学ぶか
http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20110611/1307805715

・情報リテラシーについて:内田樹
http://blog.tatsuru.com/2011/09/16_1350.php

・クローズアップ現代「奨学金が返せない」
http://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/53331dcfa486873ab62101d629fff229

・情報収集ではなく情報凝縮に対価を払う
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/01/blog-post_20.html

・なぜ書くことが人の知性を発展させるのか
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/09/blog-post_14.html



■コンピュータを使うときの注意事項

・ファイル共有ソフトウェアは使用しない。著作権侵害は犯罪
参考:飢えて死にます――「黒執事」作者、ファンからの「海外動画サイトで見た」メールに苦言
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/17/news048.html

・ただし漫画については以下のような動きも出てきた。今、私たちは「善」や「悪」を想定しながらも、その中身については一度棚上げして、考えなおして、新しい世の中のあり方を創りあげてゆかなければならない世界史上の一大変動期にいるのかもしれません。
http://mangaonweb.com/welcome.do




★遠隔操作ウィルス

あなたのコンピュータを、第三者が勝手に遠隔操作してしまうウィルスが最近増えています。そういったウィルスに感染しないためには、
(1)Windows Updateやアンチウィルスソフトを忘れない、
(2)見知らぬ人はもちろん友人・知人からのメールに添付されている不審なファイルは開かない(友人・知人もウィルスに感染しているのかもしれない、
(3)同じようにメール内にある不審なURLはクリックしない、
(4)信頼できないサイトではクリックをしない(そもそも信頼できそうもないサイトには行かない)、
(5)USBメモリなどを通じての感染の可能性に注意する、
などの注意を怠らないでください。デジタル生活での「勘」をつけてください。

参考:サイバークリーンセンター
https://www.ccc.go.jp/bot/index.html


★不審なメールやサイトであなたのIDやパスワードなどを入力してはいけない!

あなたの友人・知人から以下のようなメールが送られてきたら、あなたはどうしますか?

How're you doing? I know this might be a surprise to you but am sorry to reach out to you in this manner. I apologize for not informing you about my travel to Philipines for a Project.
Everything is going fine but there's a little problem, I misplaced my wallet on my way back to the hotel and right now all my credit cards and money are gone. Am sending you this message to inform you that am stranded at the moment and need your help financially. Am not sure if you have that much but will you be able to help me with a loan of 3200 US Dollars to pay the hotel bills and get back home?
I will appreciate whatever amount you can afford to help me with and am sorry for the inconvenience this message might cause you but please understand that am in a very bad situation right now and would appreciate if you could help me out. I will email you the transfer details upon your reply.
Thank you in advance
Best,

実は、こういったメールは、悪意の第三者にメールアカウントを乗っ取られたことにより、送られているものです。私の複数の友人がこのようにメールアカウントを乗っ取られ、そのメールアカウントにあるすべての情報を失い、かつ乗っ取った第三者に悪用されました。

乗っ取られた人は、たいていの場合、一見非常に信頼できる組織から送られてきたように思えるメールに対して、不用意に自分のメールアカウントのパスワードを返信してしまったことで、このように自らの情報と信頼を失ってしまっています。

メールアカウントのIDやパスワードに限らず、銀行、クレジットカードなどのIDやパスワードを、メールや電話で他人に教えることは絶対にやめて下さい。また一見正式なサイトに思えるサイトが実際は偽サイトである場合もあります(上記のメールアカウントを乗っ取られた人は、このようなサイトでIDやパスワードを入力してしまったので、このような被害にあいました)。

このように公式機関(コンピュータ会社、銀行、クレジットカード会社、大学など)を装った電子メールを送り、IDやパスワードなどの個人情報を詐取する詐欺をフィッシング (phishing) と言います。下記サイトなどでフィッシング詐欺について学び、注意してください。


・フィッシング(Phishing)とは
http://www.antiphishing.jp/consumer/abt_phishing.html
・フィッシング対策の心得
http://www.antiphishing.jp/consumer/attention.html



★ネットカフェなどのパソコンでIDやパスワードを入力することは避ける

ネットカフェなどの不特定多数が使用する環境でのパソコンには、key loggerと呼ばれるソフトがインストールされており、そのパソコンでタイプした入力は第三者に入手され、パスワードやクレジットカード番号などの個人情報も盗まれうる、と考える識者は多くいます。不特定多数の人が使うパソコンでは、IDやパスワードなどを入力しなければならない作業は基本的にやめておくべきです。

・OSとソフトウェアの更新を忘れない。Windows Updateを確認せよ。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/help/windows-update

・ウィルス対策を必ず行う。
広島大学ではウィルス対策ソフトを構成員に対して無償提供しています。ウィルスの被害はあなた個人を超えて大きなものになる場合があります。アンチウィルスソフトのインストールと更新を忘れないでください

・パスワードはわかりにくいものにして、かつ定期的に変更する。パスワードは8桁以上で、文字種(大小英文字、数字、記号)すべてを組み合わせることが推奨されます。これにより安全度が大きく高まります。(パスワードに、辞書には載っていない方言や俗語やあだ名などを使うと、自分では覚えやすく、かつ海外からのパスワード解読に対して比較的強固になるかもしれません)。

・匿名で変な書き込みをしない。悪意や邪気は必ず自分に戻ってきます。また匿名はいつかばれるものです。

参考記事:
・正義が「呪い」に転ずるとき ―あるいはネット上での発言についての注意―
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/09/blog-post_30.html

★インターネットだけでしかコミュニケーションできないような事態は避ける
片田珠美(2010)『一億総ガキ社会 ―「成熟拒否」という病』光文社新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/2010_8365.html

・Office 2007/2010を使う人はファイルの保存を97-2003形式で保存してください(ファイル→オプション→保存を選択し、標準のファイル保存形式を「97-2003」にしておくと、いちいち指定しなくても自動的に97-2003方式で保存してくれる)。ファイルは他の人が使いやすいように作成することが原則です)

★課題:次の第3回の記事を読み、自分が考えたことをWebCTに書きこんで下さい。その際には、他人が読みやすいような文章や体裁になるように工夫して下さい。





第3回 10/17 水 英語のウェブ空間でどんどん学ぼう


★ウェブで英語を自学自習し、豊かな文化社会を創り上げよう!
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/05/blog-post_31.html

★梅田望夫・飯吉透(2010)『ウェブで学ぶ ―オープンエデュケーションと知の革命』ちくま新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/2010.html

★映画を繰り返し見て、ついでに英語を身につけよう
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/04/blog-post_09.html

★英語動画を使って「教育を面白くて、気軽にする」サイトOoops! Studyの紹介
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/09/ooops-study.html

★DigitalCast - 英語と日本語を同時に字幕やスクリプトで読むことができる英語動画紹介サイト
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/11/digitalcast.html

★TED EdとMIT+12: 「開かれた文化」ということ
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/04/ted-edmit12.html

★Khan Academyで数学と英語を同時に学ぼう!
http://greatpresentationvideos.blogspot.jp/2011/07/khan-academy.html

★モバイル時代の英語力強化法:日本にいながらの環境構築(3)
http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid184.html

★Googleが最強の英語学習ツールである5つの理由
http://matome.naver.jp/odai/2134945451404336401

★ネイティブスピーカーとノンネイティブの立場の逆転現象
http://blogos.com/article/34745/

★英語専攻生はTOEFL ITPを受けよう
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/04/toefl-itp.html

★ブログ:英語動画で高度な英語説明力をつけよう!
http://greatpresentationvideos.blogspot.com/

★Academic Earth

★英語週間【その1】~勉学の秋こそ! 英語を楽しく学び続ける3つのポイント

・英語週間【その2】~なぜ上手く英語を学べないのか? 英語を学ぶときのコツ
http://www.lifehacker.jp/2011/10/111011lhenglishlessonjd.html

・英語週間【その3】~楽しくて格安! 映画やドラマで英語を学ぶ方法
http://www.lifehacker.jp/2011/10/110929lhenglishlessonms.html

・英語週間【その4】~英語を上達させたいなら発音の訓練を!
http://www.lifehacker.jp/2011/10/111011lhenglishlessonti.html

・英語週間【その5】~勉強嫌いな人でも音楽が好きな人なら英語はきっと上手くなる!
http://www.lifehacker.jp/2011/10/111013lhenglishlessonem.html

・安い・早い・うまいの吉野家風英語上達術
http://getnews.jp/archives/189557

・楽しくなければ続かない!堅実で効率的な英語学習法
http://www.tommyjp.com/2011/09/blog-post.html

・Michael Hart, a Pioneer of E-Books, Dies at 64

・So farewell Michael Hart, the genius who freed up literature
http://www.guardian.co.uk/technology/2011/sep/17/michael-hart-kindle-ebooks

・The Harvard Classics: A Free, Digital Collection
http://www.openculture.com/2011/07/the_harvard_classics_a_free_digital_collection.html

・日本語の危機とウェブ進化/水村美苗+梅田望夫
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/tachiyomi/200901_talk.html


★自分のパソコンで試してみよう!

(1) 様々なブラウザーに慣れる
(1a) ChromeとFirefoxは必ずダウンロードして使ってみて下さい。
(1b) 余裕があればOperaとSafariも試してください。
※慣れないブラウザーは最初は使いにくいものですが、少しずつ自分用に再設定すると便利になります。工具のようなアイコン(絵記号)あるいはoption, toolなどの欄を見たら、とりあえずクリックしていろいろと操作・設定してみてください。さまざまなソフト(アプリケーション)を使うことによて「デジタル勘」がついてきます。コンピュータは「習うより慣れろ」です。好奇心をもって使い続ければ、必ず習熟できます!

(2) iTunesをダウンロードする
(2a) Podcastをクリックし、面白いpodcastを探す(podcastはコンピュータ上の一種のラジオ番組と考えて下さい)。
(2b) iTunesUでいろいろな講義を見つけて下さい。英語だといろいろなことが無料で学べることがわかると思います。
(2c) Radioをクリックし、面白い音楽番組やトーク番組を探して下さい。J-pop以外なら色々な放送があります。

ちなみに音楽ファンの人はぜひ以下のサイトをご覧ください!
http://yosukeyanase-on-art.blogspot.com/2011/10/how-music-works-by-howard-goodall.html

※アドバイス:ブラウザーを始めとしたソフト(アプリケーション、アプリ)をインストールする時には、ぜひ表示言語を英語にしてインストールしてください。日頃から英語でコンピュータを扱うことに慣れていると、新しい変化にすぐ対応できます。
また日頃英語で使っていて、英語がわからない他人にその使用を日本語で説明することは容易ですが、日頃コンピュータを日本語でしか使っていなかったら、その使用について英語話者と話をすることはとても困難です。
コンピュータの英語は、構文は難しくなく、単語とその使用法を学べばいいだけですから、あなたのコンピュータを英語表示にして、コンピュータと英語を同時に学んでください!

★課題:上記ブログ「英語動画で高度な英語説明力をつけよう!」、もしくは柳瀬の動画コレクションVideo collection by Yosuke YANASE (http://yosukeyanase-video.blogspot.com/) を見て、このような新しいウェブ文化についてあなたが感じることを言語化してみてください。


・Web文化について考えるための日本語書籍(および柳瀬のブログ記事)←S判定のための推薦図書として使ってください(ただし対象はブログ記事ではなく、実際の書籍です)。

・S判定に関する柳瀬の方針については下の記事を読んでください。
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/blog-post_08.html

※もちろん以下の書籍はWeb文化について考えるための本のほんの一部です。Web文化を理解するためには、自分で、しかも英語で情報を探してください。以下のリストはとりあえずのスタートのためのものです。

柳瀬陽介(1997)『デジタル時代の英語教師』 
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/DigitalAge.html

アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート著、水島一憲、酒井隆史、浜邦彦、吉田俊実訳(2003/2000)『<帝国>』以文社、アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート著、幾島幸子訳、水島一憲、市田良彦監修(2005/2004)『マルチチュード』(上)(下) NHKブックス
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060425

谷岡一郎(2000)『「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ』文春文庫
http://yanaseyosuke.blogspot.com/search/label/ICT

梅田望夫(2006)『ウェブ進化論』ちくま新書
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060327b

デビッド・ヴァイス、マーク・マルシード著、田村理香訳(2006)『Google誕生』イースト・プレス
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060928

森健(2006)『グーグル・アマゾン化する社会』光文社新書
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060927

トーマス・フリードマン著、伏見威蕃訳(2006)『フラット化する世界(上)(下)』日本経済新聞社
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060920

アルビン・トフラー、ハイジ・トフラー(2006)『富の未来(上)(下)』講談社
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060822

ウォーラーステイン著、山下範久訳(2006)『入門・世界システム分析』藤原書店
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/10/blog-post_13.html

「日本の格差に関する若干の数字」
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/numbers.html#060810

梅田望夫(2007)『ウェブ時代をゆく』ちくま新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2007/11/blog-post.html

西垣通(2007)『ウェブ社会をどう生きるか』岩波新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2007/10/blog-post_16.html

梅田望夫(2008)『ウェブ時代5つの定理』文藝春秋
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/04/5.html

斎藤孝x梅田望夫(2008)『私塾のすすめ--ここから創造が生まれる』ちくま新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/05/x.html

ドン・タプスコット、D.ウィリアムズ著、井口耕二訳(2008)『ウィキノミックス』日経BP社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/09/dbp.html

ニコラス・G・カー (2008) 著、村上彩訳 『クラウド化する世界』翔泳社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/10/g.html

柳瀬陽介 (2008) "Education 2.0" について
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/11/education-20.html

ロバート・B・ライシュ (2008) 『暴走する資本主義』 東洋経済新報社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/09/b2008.html

ジャック・アタリ著、林昌弘訳 (2008) 『21世紀の歴史』 作品社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/05/21.html

城田真琴 (2009) 『今さら聞けないクラウドの常識・非常識』洋泉社新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/10/2009_26.html

ジェフ・ハウ著、中島由華訳 (2009) 『クラウドソーシング』 ハヤカワ新書juice
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/02/juice_01.html

クリス・アンダーソン著、高橋則明訳(2009)『フリー』NHK出版
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/2009nhk.html

遠藤和子(2009)『Google英文ライティング』講談社インターナショナル
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/2009google.html

梅田望夫・飯吉透(2010)『ウェブで学ぶ ―オープンエデュケーションと知の革命』ちくま新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/2010.html

柳瀬陽介 (2010) 「DropboxとiPhoneの導入による全情報のユビキタス(偏在)化」
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/01/dropboxiphone.html

ゴードン・ベル&ジム・ゲメル著、飯泉恵美子訳 (2010) 『ライフログのすすめ』 ハヤカワ新書juice
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/02/juice.html

西垣通 (2010) 『ネットとリアルのあいだ』ちくまプリマー新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/02/2010.html

村井純 (2010)『インターネット新世代』 岩波新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/01/2010_27.html

片田珠美(2010)『一億総ガキ社会 「成熟拒否」という病』光文社新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/2010_8365.html

内田樹(2010)『邪悪なものの鎮め方』バジリコ、内田樹・釈徹宗・名越康文(2010)『現代人の祈り―呪いと祝い』サンガ
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/09/blog-post_30.html

ゲルト・ゲレンツァー著、吉田利子訳(2010)『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法 ― 初歩からベイズ推定まで』ハヤカワ文庫
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/03/2010.html

柳瀬陽介(2011)「キンドル3(Kindle3)のWi-Fi接続ができない! - しかし解決はあっけなかった(笑)」
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/07/3kindle3wi-fi.html

小林雅一(2011)『ウェブ進化最終形 「HTML5」が世界を変える』朝日新書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/09/2011-html5.html

池田純一(2011)『ウェブ×ソーシャル×アメリカ <全球時代>の構想力 (講談社現代新書) 』
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/09/2011.html

ジョン・キム(2011)『ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来』ディスカヴァー携書
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2011/09/2011_14.html

TED EdとMIT+12: 「開かれた文化」ということ
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/04/ted-edmit12.html





第3回 10/24 水 Google検索について学ぼう


・安藤進(2007)『ちょっと検索!翻訳に役立つGoogle表現検索テクニック』丸善株式会社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2007/09/google.html

★遠田和子(2009)『Google英文ライティング』講談社インターナショナル
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/2009google.html

★Google 検索の基本: 基本的な検索のヘルプ
http://www.google.co.jp/support/websearch/bin/answer.py?answer=134479

★演算子とその他の検索ヘルプ
http://support.google.com/websearch/bin/answer.py?hl=ja&answer=136861

★Google 検索の基本: 便利な検索オプション
http://www.google.co.jp/support/websearch/bin/answer.py?hl=jp&answer=35890&rd=1

★Google 検索の基本: 検索をさらに便利に使うコツ
http://www.google.com/intl/ja/help/features.html

・Google 検索の基本: 検索の履歴と設定: 表示設定
http://www.google.com/support/websearch/bin/answer.py?hl=ja&answer=35892&rd=1

・トップレベルドメインと国別コードトップレベルドメインについても知っておこう。

トップレベルドメイン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3
リンクドメイン内検索では
edu (日本の場合はac.jp)
gov (日本の場合はgo.jp)
が便利です。ぜひ覚えて使ってください。

・国別コードトップレベルドメイン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%88%A5%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3

Q: 次の記号はどの国を表しているだろう?
au ca cn de fr jp kr my nz ph ru sg th tw uk

★上のGoogle検索に関する記事を読んで、以下の検索方法は理解できたでしょうか。これらは非常に便利な検索方法です。常用してください。

+ 検索
-検索
" " 検索
* 検索
site: 検索


■Googleの他の サービスもチェックしよう


・Gmail, Calender, ReaderはPCでもスマートフォンでもタブレットでも同期して使えるので非常に便利。

・Google accountを作っておくと、Gmail, Calender, Readerだけでなく、Document, Reader, Bloggerなども使える。cf Google Driveが2012年から使えるようになりました。詳しくは「クラウド」(Cloud Computing)のところで勉強します。

・Scholar, Books, Translate, YouTube, Alertなどは情報検索にとても便利(自動的に情報収集しようとするならなんといってもReader。もちろんTwitterも情報収集には便利)。

・Google日本語入力も、しばしばMicrosoft者のIMEよりも便利。

※ただしGoogleも単なる私企業に過ぎない。すでに莫大な力をもってしまったGoogleが暴走しないように私たちは常にGoogleに対して批判的な姿勢を崩さないようにしておく必要がある。


■覚えておくと操作が飛躍的に速くなる小技

右クリックとショートカットキー (これだけは必ず覚えておいてください)
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/11/blog-post_24.html

・周辺部キーの打指固定とショートカットキー
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2009/06/blog-post_4134.html

・レポートの書き方(2) 剽窃を避ける
・今週から、特に指定がない限り、ブログ「英語動画で高度な説明力をつけよう!」(http://greatpresentationvideos.blogspot.com/)で、多くの人が共有できるような情報を提供することを課題とします。このブログの「はじめに」(http://greatpresentationvideos.blogspot.com/search/label/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB
)を読んで趣旨を理解した上で提出して下さい。

・なお提出する際は、このフォーマットで提出して下さい(一度ダウンロードして、自分のPCに保存しておくと便利)

★上記のフォーマットではHTMLを使います。次の記事を読んでHTMLについて理解しましょう。
小林雅一(2011)『ウェブ進化最終形 「HTML5」が世界を変える』朝日新書





第5回 10/31水現代コンピュータ文化について学ぶ

■基本概念1

★Evolution of Computer Use
https://www.box.com/s/06fd7z3n3lzhe4ppjro0

★Google Reader + Twitter + Evernote + Chromeの相乗効果が創り出す新しい知の生態系
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/google-reader-twitter-evernote-chrome.html


★情報の保存と活用のためのクラウドサービス

・Dropbox
https://www.dropbox.com/
・Evernote
http://www.evernote.com/


オンラインストレージに関してはパスワード管理に注意すること!


■情報を収集するためツール

・Twitter
https://twitter.com/#!/

※ “Tweet”は「つぶやき・つぶやくこと」と訳されていますが、本来は鳥のさえずりを意味します。これは好みに過ぎませんが、仲間内だけでしか通用しないような「つぶやき」よりも言語を共有するすべての人々への「さえずり」をしてみませんか?

そもそもTwitterは開放的な構造をしていますから、tweetsはどこへでも転載され、仲間内だけでの発言には適しません。何気なく発言したtweetが大問題を起こす事件が最近多発していることは皆さんも御存知と思います。気をつけてください。

Twitterの開放的な構造からしますと、Twitterは自分のことばかりを「つぶやく」”meformer” (新造語)よりも、他人にとって役立つと思われる情報を”tweet”する”informer”に適したメディアではないかと思われます。(”Meformerとしての楽しみは、FacebookやGoogle+あるいはMixiなどのSNSの方が適していると思います)。

■Google Reader
http://www.google.com/intl/en/googlereader/tour.html
※Google Readerは情報収集のツールとしては非常に安定して使いやすいものです。うまく使いこなしてみてください。ただしGoogle社としては、今はGoogle + のサービスの方に主眼を置いています。


■Google が提供する電子メールサービス

※Gmailアドレスは、各種サイトでのIDとしても使えます。大学などの組織のメールアドレスではその組織を離れれば、そのメールアドレスが使えなくなりますが、Gmailですと一生使える(はずです)。Gmailアドレスを決める時には、一生使っても支障がないようなものにしてください(若気の至りの過ちは後年イタイよw)


■Social Network Service

※Google+もFacebookも実名登録が原則です。どちらか一つは英語専用にして、英語を通じての友情基盤を築いてみませんか?日本語のSNSならMixiがあります。 ただし、SNS疲れや、情報のダダ漏れにはくれぐれも注意を。
・Google+の使い方徹底ガイド
・Facebookの使い方・楽しみ方ガイド

※Facebookにはこのような批判的な見解もあることに注意
Facebook Is Tracking Your Every Move on the Web; Here’s How to Stop It

※また、Facebookは、自分がそこに書いた情報を何も考えずにどんどんと流すことができます。しかしその情報がどのようにまとめられ使われるかには注意が必要です。これはFacebookだけでなく、Google, Twitterなどのウェブアプリ全般に言えることですが、どうもFacebookに関しては、私たちが入力した情報を露骨に商品化する傾向が、他の企業に比べて強いように私には思えます。
The Meaning Machine (by Alexis Madrigal, The Atlantic, Sept. 27, 2011)

※誰でも閲覧できるウェブ空間に、自分の個人的な出来事を永久に残してしまうかもしれないことに関する警告はこちらをお読みください。
What You Shouldn't Post on Your Facebook Page If You Want a Job

※Facebookの動きは警戒すべきだが、Facebook以上にGoogleはプライバシーへの脅威になるかもしれないというのがこの記事です。
Facebook is scaring me.
http://scripting.com/stories/2011/09/24/facebookIsScaringMe.html

※また、ウェブ上には、犯罪者集団も含めたいろいろな人・組織があることに注意。個人情報の開示に対しては慎重であること。クレジットカード決済などはよほど信頼できるところ以外では避けた方が無難。たとえそのサイトに悪意がなくとも、他の悪意をもつ個人・組織に情報が漏えいする場合がありえます。ネット詐欺にはくれぐれも注意を。


■基本概念2

★Crowd sourcing
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/02/juice_01.html

・How the internet has all but destroyed the market for films, music and newspapers
http://www.guardian.co.uk/media/2011/aug/14/robert-levine-digital-free-ride

・If you were on twitter
http://bigthink.com/ideas/38698

(もしTwitterで英語の知的情報を知りたいのなら、個人的お薦めは @brainpicker, @openculture@edge。 そういった柳瀬の個人的お薦めは https://twitter.com/i/#!/yosukeyanase/essentials に集約しています)。

・『成長する英語教師をめざして』の中の「ネットワークづくり」の章(この本も、教英学生控え室に置いています)

・学部生・大学院生にお薦めのウェブサイト
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/blog-post.html

・英語教育系大学院生のための私家版リンク集
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/04/blog-post_07.html

★課題:英語動画の紹介




第6回 11/7  水 情報と知識を構造的に考える(1)

「情報革命」で、私たちの思考や行動がどのように変化しているかを考えよう



★トーマス・フリードマン著、伏見威蕃訳(2006)『フラット化する世界(上)(下)』日本経済新聞社 (2006/9/20)
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/review2006.html#060920


★Free
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/2009nhk.html

★ドン・タプスコット、D.ウィリアムズ著、井口耕二訳(2008)『ウィキノミックス』日経BP社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/09/dbp.html


★ コンピュータと人間知性の共進化について
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/10/blog-post_7852.html






第7回 11/14水 情報と知識を構造的に考える(2)

「見えないものを見ること」と、「見え始めたものの関係性を明らかにすること」は知性の重要な部分です。情報と知識の構造化について、しっかりと原理的に理解して下さい。

★コンピュータ上で「思考」をするために
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/11/blog-post_03.html

・参考:『成長する英語教師をめざして』の第一部

★思考ツールとしてのプレゼンテーションソフト
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/03/blog-post_496.html

★まとまった文書の作成法(既出)





第8回 11/21水 メディア論と社会分化論から英語とコンピュータの使用について考える


・書き言葉が私たち近代人をつくった: Walter Ongの議論から
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/05/walter-ongorality-and-literacy.html

★メディア論と社会分化論から考える言語コミュニケーションの多元性と複合性
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/11/html.html





第9回 11/28  水 コーパス言語学について 

※復習問題 (「第3回 Google検索について学ぼう」より)
(1) Google検索での、+ 検索、-検索、" " 検索、* 検索、site: 検索、とは?
(2) Google検索結果の中から、米国の高等教育機関のサイトもしくは米国政府のサイトの結果だけを知りたい場合はどうする? (ヒント:edu, gov)
(3) Google検索結果の中から、英国のサイトの結果だけを知りたい場合はどうする? (ヒント: au ca cn de fr jp kr my nz ph ru sg th tw uk)


Project Gutenberg
http://www.gutenberg.org/

青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/

コーパス言語学入門(神戸大学 石川慎一郎研究室)
http://language.sakura.ne.jp/s/corpus.html

AntConcを使ってみよう(神戸大学 石川慎一郎研究室)
http://language.sakura.ne.jp/s/antconc.html

AntConc
http://www.antlab.sci.waseda.ac.jp/software.html


Google books Ngram Viewer
http://books.google.com/ngrams

Quantitative Analysis of Culture Using Millions of Digitized Books
http://www.sciencemag.org/content/331/6014/176.abstract



少納言(国立国語研究所 KOTONOHA「現代日本語書き言葉均衡コーパス」
http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/
http://www.ninjal.ac.jp/kotonoha/ex_1.html
http://www.ninjal.ac.jp/kotonoha/ex_6.html


NICE: Nagoya Interlanguage Corpus of English
http://sugiura5.gsid.nagoya-u.ac.jp/~sakaue/nice/

ICNALE: The International Corpus Network of Asian Learners of English
http://language.sakura.ne.jp/icnale/





第10回 12/5  水 表計算ソフト(エクセル)入門

今週からエクセルを使い始めます。まずは次の記事と参考資料を(もう一度)チェックして下さい。

・ある卒業生の述懐
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/07/blog-post.html


■参考資料:

(1) 柳瀬が作成した学会やセミナーの事務局ファイル。実際の仕事でどのように表計算ソフトを使うのかの例として御覧ください(ダウンロードの際にはパスワードが要求されます)。
https://www.box.com/s/8zogrlw7eh6td5f08b63

(2) 皆さんの先輩によるエクセルによるタスク管理です。ダウンロードしてください(パスワードが要求されます)。
https://www.box.com/s/75l5oudork58rd52gaaf

さらに中学校教員の次のブログ記事をお読みください。

・Excelでラクラク!アンケート集計
http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20120120

・卒業までの日めくりカウントダウン・カレンダー
http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20121217

さて、授業では課題として皆さんのこれからの学生生活をデザインして、それをエクセルで表現することを行います。


まずは基本原則です。

次に以前に行った、パワーポイントを使っての思考整理(マインド・マッピング)です。

・思考ツールとしてのプレゼンテーションソフト
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/03/blog-post_496.html

★エクセルで行うタスク管理
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/10/blog-post_09.html

★Microsoft Office Onlineトレーニング (初級者はここでじっくり・ゆっくり慣れて下さい。とにかく最初は焦らずに、時間をかけて慣れることが重要です。)
http://office.microsoft.com/ja-jp/training/

★『日経PC21』の薦め/エクセルの使いこなし(中級者は「15の技と5つの使いこなし」をチェックして必ずマスターしておいてください。
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2008/11/pc21.html

※エクセルに対して苦手意識をもっている人は、上記のサイトか、市販のわかりやすい入門書などを使ってエクセルに習熟して、苦手意識を払拭しておいて下さい。

とにかくとりあえずは自分なりに使いこなせばいいです。イライラしたりしたら、一休み深呼吸して、周りの人に助言を求めたりしてください。

エクセルなどのソフトは、落ち着いて時間をかければ誰でも習得できます。もし習得できないと思っても、それはあなたの知性のせいではなく、あなたが焦ってしまったから(そしてマイクロソフト社のデザインがよくないからw)に過ぎないことをどうぞ思い出してください。

★課題
上記のタスク管理フォーマットを使って、これから来年3月のタスク管理(週単位)と、卒業までのタスク管理(月単位)を作って下さい。(英語動画選択課題はお休みとします)。





第11回 12/12水 基礎統計と表計算ソフト操作(その1)


以下、相沢裕介(2010)『統計処理に使うExcel2010活用法―データ分析に使えるExcel実践テクニック 』 カットシステムを教科書として使います。ですが、エクセル操作が得意な人は、以下の説明・ファイル・記事だけで理解できるかもしれませんので、購入は自分の判断で行って下さい。


■分析ツール

各種統計分析は「分析ツール」を使えば非常に簡単に実行できます。しかし「分析ツール」は最初はエクセルに入っていないので「アドイン」する必要があります。

Excel 2010でしたら、「分析ツール」をアドインするためには、次の操作を行って下さい。「ファイル」のタブから「オプション」を選択→「アドイン」を選択→「アクティブでないアプリケーション アドイン」から「分析ツール」を選択→「選択」アイコンをクリック→エクセル画面に出てきたダイアログボックスから「分析ツール」にチェック印を入れてOKをクリック。

以上で完了です。エクセル画面の「データ」タブを選択すると右上に「データ分析」が出ているはずです。そこをクリックすればデータ分析のアドインが使えます。


■計算結果に出るEという記号

しばしばエクセルでは計算結果の中にEが出ますが、これは演算の都合で自動的に指数表示になってしまったものです。この表示では何のことかよくわからないので、この場合は、そのセルを、「書式→セル→表示形式→数値」のように選択し、「小数点以下の桁数」を適当に定義することによって、常識的な数値表示にすることができます。



■<課題作成用データ>

このデータファイル (http://www.box.net/shared/7hoqxfka7t)は、あなたが英語教師として担当した1年1組と1年2組の、校内実力テストの点数(100点満点の素点)です。1年は10組までありますが、あなたは担当していないクラスのデータはもっていません。第一回目のテストは5月に、第二回目のテストは10月に行われました。問題作成者は第一回目と第二回目で異なっています(当然問題も異なっています)。

あなたはクラス担当教員として、これらテストの結果を英語科主任と各々の生徒に対して報告する義務があります。エクセルを使って必要な分析を行い、報告書を作成しなさい。なお報告書は英語科主任に対して提出するものとし、そこには、(a)1組と2組の違いに関するクラス全体の分析と、(b)それぞれの生徒個人に対しての報告の基になる分析の最低二種類の分析が含まれているものとします。

また、本来なら報告書には統計分析の進める際の考え方などは書かずに、結果だけを分かりやすく示せばいいのでしょうが、この報告書は授業の評価のためのものですから、どうして示されている分析をするのか、またその結果はどんな意味を持つのかを分かりやすく説明するようにしてください。

なお提出に関しては、今回はA4に(カラー)印刷して提出してください。電子媒体では受け付けません。印刷してきちんと表示されるファイルを作ることが課題の一つの要素です。
A4 で印刷したらまともに読めないようなファイルは採点の対象としません。電子的にはうまくできていても、印刷するとフォーマットが乱れることはよくあることです。職場では印刷してファイルを提示することが多いのでこの要求を出します。結構時間がかかりますので、きちんと計画的に課題を完成させてください。

さらに、この課題では「相手にとって親切な文書」を作成することを大切にしてください。以下の問いについて自分なりに答えてみてから文書を作成してください。(言い換えるなら、甘やかされた中高生が作成するような課題文書を作成しないでくださいということです)。

・自分がやったことを書き連ねた文書と、忙しい他人に見せる文書の違いは何か。言い換えるなら、単位を取ることしか考えていない生徒の提出文書と、有能な社会人が提出する文書の違いは何か。
・表紙はつけるべきか。それは何故か。
・文書の冒頭には何を書くべきか。それは何故か。 
・ホッチキスは紙の左上に打つべきか、それとも右上か。それは何故か。
・「そんなこと教えてもらっていないから、知りませんでした・できません」といった弁明は、自分を成長させると思うか。また、社会に歓迎されると思うか。理由を考えながら自答せよ。
関連記事:考える・調べる・尋ねる
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2009/04/blog-post_13.html



■解説ファイル・記事
※数式を書くために一部、Office2007以降のバージョンのファイルを使用しています。Officeを使っていない方、ごめんなさい。請求してくださればPDF版をお渡しします。あるいは友人にPDF化することをお願いして下さい。

その1
http://www.box.net/shared/8y3ctyaq4d

エクセルできれいなヒストグラムを作るには
http://www.box.net/shared/7hg30437np

その1への解説補助資料
http://www.box.net/shared/hpui6krj6ygo54z76v7e

その2
http://www.box.net/shared/l61jtk3aip

推測統計に関するパワーポイントスライド
http://www.box.net/shared/fhe3sdo5j6

その3
http://www.box.net/shared/bji8xq9uds

標本調査と全数調査についての簡単なまとめ
http://www.box.net/shared/kqh4m2tc6t

その4
http://www.box.net/shared/spl6jsnzqp



第12回 12/19水 基礎統計と表計算ソフト操作(その2)


第13回 1/16  水 基礎統計と表計算ソフト操作(その3)
※2013年1月9日(水)は、金曜授業の振替日ですから、この授業はありません。


第14回 1/23水 基礎統計と表計算ソフト操作(その4)


第15回 1/30水 基礎統計と表計算ソフト操作(その5)


第16回 2/6 水 課題提出日





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