2011年4月29日金曜日

アイラ・ヘルファンド(Ira Helfand)医学博士、文部科学省の学校放射線量限度を批判(YouTube動画)

本日、小佐古敏荘・東大大学院教授(放射線安全学)が、福島の学校の放射線量限度を含む政府の原発対応を批判して、内閣官房参与を辞任したニュース(詳しくはこの記事の追記をご参照ください)と共に、アイラ・ヘルファンド(Ira Helfand)医学博士の発言が一気に注目されてきました。

テレビ朝日は4月27日の時点で以下のように報道していました(私は先ほどまで知りませんでした)。


 
ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体がワシントンで会見し、文部科学省が子供の1年間の許容被ばく線量の目安を「20ミリシーベルト」に設定したことに疑問を呈しました。

 アイラ・ヘルファンド医学博士:「衝撃的だったのは、日本政府が福島の子供たちの許容被ばく線量の基準を高く設定したことだ」
 
 ヘルファンド博士は、「子供の場合、がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」と指摘して、許容される被ばく線量の基準を引き下げるよう求めました。アメリカでは、原子力関連施設で働く人の1年間の許容量の平均的な上限が年間20ミリシーベルトとされています。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210427018.html



この発言は、以下の動画で見ることができます。




Physicians for Social Responsibility Press Conference 4/26/11




http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=MkYCWTpUuLU


On Tuesday April 26, 2011, Physicians for Social Responsibility (PSR) held a joint press conference with Rep. Edward J. Markey (D-Massachusetts) and the Institute for Policy Studies' Robert Alvarez on the ongoing impact of the Chernobyl nuclear disaster to public health 25 years after the accident, the continuing nuclear catastrophe in Fukushima, Japan, and the lessons from both for U.S. public health and safety.

The speakers are:

Rep. Edward J. Markey (D-Mass), Ranking Member, Natural Resources Committe

PSR Immediate Past President Jeff Patterson, DO

Robert Alvarez, Senior Scholar, Institute for Policy Studies

PSR President-Elect Andrew S. Kanter, MD, MPH

PSR Member of the Board Ira Helfand, MD


アイラ・ヘルファンド(Ira Helfand)氏の登場は、この動画の27分からです。テレビ朝日が報道したのはこの動画の29分からの部分です。



***












0 件のコメント: