2009年6月17日水曜日

アンサイクロペディア/Uncyclopedia

思考力と想像力の限りを尽くし、"high culture"と"sub culutre"の垂直的ヒエラルキーと各ジャンルの水平的棲み分けをしっちゃかめっちゃかにかき混ぜて、一見真面目で実はデタラメに馬鹿げた文章を作り出すなどということは、まさに知性の蕩尽。そんな文章を次々に読めるということは、私のようにひねくれた人間にとって最高の快楽です(笑)。


ふとしたきっかけで日本語版アンサイクロペディアを知りました。

アンサイクロペディア
http://ansaikuropedia.org/wiki/メインページ


「秀逸な記事」をいくつか読んでいただければ、これが皆さんにとっても面白いかどうかわかるでしょう (あ、真面目な方は読まない方がいいですよ)

秀逸な記事
http://ansaikuropedia.org/wiki/Uncyclopedia:秀逸な記事




英語教育関係者として注目したいのはやはり英語版。

Uncyclopedia
http://uncyclopedia.wikia.com/wiki/Main_Page


「秀逸な記事」も質・量ともに充実しています。

Best articles
http://uncyclopedia.wikia.com/wiki/Uncyclopedia:Best_of



このユーモアを支えているレトリックを簡単に解説したのがこのページ。

How To Be Funny And Not Just Stupid
http://uncyclopedia.wikia.com/wiki/Uncyclopedia:How_To_Be_Funny_And_Not_Just_Stupid

(日本語訳はこちら)
http://ansaikuropedia.org/wiki/Uncyclopedia:馬鹿にならずにバカバカしくやる方法



英語の文体感覚(およびその微妙なずらし)というか、おそらく現代アメリカ的といっていいだろうシニカルな笑いの感覚を知るにはこのUncyclopediaは面白いと思います。

てか、私は品が悪いからこういう笑いは大好き。イヒヒヒヒ。







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