Social Science Japan Data Archive
http://ssjda.iss.u-tokyo.ac.jp/
このデータベースの説明を、上記ホームページからコピーします。
データアーカイブは、統計調査、社会調査の個票データ(個々の調査票の記入内容。マイクロデータ)を収集・保管し、その散逸を防ぐとともに、学術目的での二次的な利用のために提供する機関です。
データアーカイブは、欧米諸国のほとんどで設立されており、社会科学の実証研究、教育に活用されています。しかし、我が国にはこれまで組織的なデータアーカイブがなかったため、多くの調査が実施されているにもかかわらず、それらの個票データは、当初の集計が終わるとともに徐々に消えていくのが現状でした。
東京大学社会科学研究所附属日本社会研究情報センターは、我が国における社会科学の実証研究を支援することを目的として、SSJデータアーカイブ(Social Science Japan Data Archive)を構築、個票データの提供を1998年4月から行っております。
このデータベースにより、データの二次分析が可能になり、多くの新しい研究が可能になります。
統計調査、社会調査からは、通常、多くの質問項目に対する回答が得られます。これらをすべて組み合わせた集計は極めて膨大になるため、一般には、調査実施者の問題意識の下で、特定の組合せによる集計が行われます。ところが、異なった問題意識からは、当然、それとは異なる集計のニーズがあります。従来ですと、既存の個票データを二次的に利用することは考えられないことでしたので、その分析をあきらめるか又は新しい調査を自分で行うしかありませんでした。データアーカイブに個票データが寄託され、二次分析ができるようになると、従来できなかった新しい研究が可能となります。
データベースの利用対象者は、「大学又は公的研究機関の研究者、教員の指導を受けた大学院生」となっています。ご興味のある方は、上記サイトまで。
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