以下は「愛を形に----ボランティアと愛」からの抜粋ですが、ぜひ皆様、ファイルをダウンロードして全文をお読みください。
英語教育においても、今一度「教育」あるいは「生きること」について深く考えておかないと、思わぬ暴走を私たちはしてしまうのではないかと危惧します。
以下、抜粋
遊んでいる子供たちの中に、一人の泣き虫がいた。幼い男の子なのだが、転んで泣きだした。幼い女の子が駆け寄った。どうするのかな、と見ていると、自分もそばに行って転んだ。そしてニッコリ笑う。すると、泣き虫も笑った。いっぱい目に涙をためて。そのかわいらしいこと。そこで言った。「さあ起きようか」と。すると、泣き虫は「うん!」とうなずいて起き上がった。なんとすばらしいやり方であろう。同じ世界へ入りながら・・・
あるボランティアが病気がちの独り暮らし老人の家庭を訪間して爪を切っていたら、深爪のために出血した。思わず自分の口の中にその老人の指をくわえた。その時、老人の眼から涙がこぼれ、「自分の娘でもない人が・・・」と・・・
ゼゼ少年は父親に打ちのめされ気絶したあと、介抱してくれている母親に「母ちゃん、おれ生まれてくるんじゃなかったんだね。あの風船みたいに生まれる前につぶれればよかったんだ」と訴える。そのゼゼの頭をなでながら母親がいう。
「いまいる人はみんな生まれなくちゃならなかった人ばかりだよ。おまえも」・・・
以上、井上英晴「愛を形に----ボランティアと愛」より
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