取り上げたのは次の12冊です。
英語教育の実践のための5冊
畑中豊『英語授業マネジメントハンドブック』明治図書
瀧沢広人『プロへの道英語授業の仕事術・マネージメント術』明治図書
斎藤栄二『自己表現力をつける英語の授業』三省堂
今井裕之・吉田達弘(編著)『HOPE中高生のための英語スピーキングテスト』教育出版
ELEC同友会英語教育学会実践研究部会(編著)『中学校・高校英語段階的スピーキング活動42』三省堂
英語教育を考えるための7冊
大谷泰照『日本人にとって英語とは何か』大修館書店
村田久美子・原田哲男編著『コミュニケーション能力育成再考』ひつじ書房
寺島隆吉『英語教育原論』明石書店
河原俊明(編)『小学生に英語を教えるとは?』めこん
庭野吉弘『日本英学史叙説』研究社
大石五雄『英語を禁止せよ』ごま書房
佐々木倫子、他編『変貌する言語教育』くろしお出版
2 件のコメント:
柳瀬先生
英語教育別冊では、いつもいつも本の紹介をしてただき、ありがとうございます。いつもながら、著者の伝えたいことがずばり書かれていて感心いたします。昨日、東京に行きまして、さっそく購入いたしました。英語マネージメントは当然のこと、付録に載せた「英語科学習指導案」は、教師の授業の裏側、授業思想を知る上で非常に大事になってきます。研究授業であれば、必ず研究テーマを載せる。そして、生徒の「実態」は、研究テーマに沿った「実態」を載せる。さらに今までどのような指導をしてきたのか指導経過を載せる。そして目指すべき学力(目標)につなげていく。そういう一連の教師の授業づくりを「指導案」に書いていくと、あの分量になってしまいます。1年に1度くらいは、授業を真剣に見つめ、書いてみるのもいいかなと感じます。柳瀬先生には、そこに触れていただいたり、その書評の随所に私の意図したことが(前回もそうでしたが)書かれてあり、素晴らしいと思いました。ありがとうございます。今は、Phonemic Awareness(音素認識)が1つの研究テーマとなっています。「英語ディスレクシア」の課題です。いろいろな本を読んでも難しく、それならエッセンスを理解し、自分で実証研究していかなくてはいけないかな、、、と思っています、昨年まで3年間、「英語入試力」について研究しました。「文法」「読解」と来まして、あとは「書くこと」が残っていますが、そろそろ出版になるかと思います。分厚い本なので、値段も高くなりますが、現場の先生が活用できる形にしました。今後とも、どうぞご指導ください。瀧沢広人
瀧沢広人先生、
コメントをありがとうございました。長期出張でコメントに気がつくのが遅れ、掲載が遅れて申し訳ありません。
ディスレクシアに関しては、先日、研究者の方と知り合いになれました。今後、この分野は非常に重要になってくることと思います。
またどこかでお会いしましょう!
柳瀬陽介
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