Twitterが流行っていますが、私はどうも「昼飯カツ丼なう」といった使い方に共感できず、どうすれば使いこなせるのかとしばらく考えていました。
授業用に使って、学生さんからの反応を得るツールとして使おうかとも考えましたが、私が担当する授業は受講生が最大で65名程度なので、Twitterを使うより直接コンタクトを取った方がはるかにいいでしょう。また学生さんが安心して発言するには、登録者だけがアクセスできるMoodleやWebCTにするべきでしょう。
■一方的な情報伝達手段としてのTwitter使用
そこで思いついたのが、Twitterを情報伝達のためだけに使うということです。私がみなさんのお役に立つかもしれないと思う情報だけを短くお伝えします。一方向の送信だけです。
面倒くさいので、私はTwitter上では双方向のコミュニケーションを行いません。リフォロー (Refollow)もリプライ (Reply)へのリプライもしません。冷たいのかもしれませんが、まあ私は離婚までしちゃった人間ですのでご勘弁を(笑)。
■というわけで私のTwitter
登録名
です。
私が提供する情報は英語教育やウェブ文化に関するものが中心で、後は個人的に面白いと思ったものです。
形式はシンプルにします。
例
All Video Sessions of IATEFL, April 2010 http://iatefl.britishcouncil.org/2010/sessions/videos
社会文化的理論に基づく言語教師教育2010/05/19兵庫教育大学神戸サテライトキャンパス https://sites.google.com/site/sctlecture/
・内容: 基本的にリンク情報だけです。タイトル(あるいはそれに準ずるもの)にURLを入れたものだけにします。
・言語: タイトルが英語でしたら英語ページの情報です。日本語でしたら日本語ページの情報です。
・解説: Twitterの文字制限もありますから、解説は一切加えません。
例えば上の一番目の例ですと、イギリスの学会(IATEFL))の発表の多くの動画・トランスクリプト・スライド・PDFなどが見られる、私にとって画期的なものですが、そのような私の見解は含めません。
また二番目の例も、私が参加できるのを大変に楽しみにしている研究会ですが、詳細は書きません。
どのツイート(Tweet)もタイトルを見て、皆さんが直感的にURLをクリックするかしないかを決定していただければと思っています。
■情報洪水時代の情報収集
たしか梅田望夫さんがどこかで言っていたことですが、これだけ情報が爆発的に増加すると、無限とも思われる情報の中から直感的に自分にとって重要だと思われるものを的確に探し当てる嗅覚が必要になってくると思います。
私はそのような情報収集をGoogle Readerで行い、Twitterで公開します。収集した情報の処理はEvernoteなどで行い、その結果はBlogや論文・商業出版で公開します。ご興味のある方は、それぞれの興味関心に応じて適宜利用してください。
なおこのように情報が洪水にやってくるような時代においては、ますます古典的な意味での教養が大切になってくる(教養がないと情報に振り回されるだけになる)と考えますが、それについてはまた改めて考えたいと思います。
■私の情報公開
ですから私の情報公開は、次のような役割分担を有します。
・Twitter: もっとも迅速で短い情報伝達
・Blog: 少し考えた上で書く原稿
・論文および商業出版物: 吟味した上で書く原稿
もちろん個人的にはEvernoteやDropboxにより多くの情報を有していますが、それは当たり前のことですが個人使用にとどめます。
Mixiは個人的に「テキトー」に書いたり書かなかったりしているだけです(「ボイス」にはうまく動かないコンピュータに対する呪詛が書かれているだけです 笑)。
なお今回のTwitter公開に伴ない、使い勝手の悪かった掲示板(「広場」)は閉鎖します。皆様の長年のご愛顧には感謝しますが、この掲示板は内部サーバーエラーが多く、私も試みたのですが、Twitterで可能な迅速な情報伝達ができません。近日中に掲示板は閉じる予定です。
【広告】 教育実践の改善には『リフレクティブな英語教育をめざして』を、言語コミュニケーションの理論的理解には『危機に立つ日本の英語教育』をぜひお読み下さい。ブログ記事とちがって、がんばって推敲してわかりやすく書きました(笑)。
【個人的主張】私は便利な次のサービスがもっと普及することを願っています。Questia, OpenOffice.org, Evernote, Chrome, Gmail, DropBox, NoEditor
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