年度始めということもあり、何人かの人のコンピュータ設定を手伝ったり、メーリングリストを作ったりのここ数日です。
他人様のコンピュータシステムだから、あまり口出ししないようにしているけれど、私からすれば未だにOutlook Expressなどの機械に拘束された不便なemailシステムを使っている人の気持がわからない(正直、どうやって仕事をやっているんだろう)。遠慮なく口出しできる人にはGmailを勧めて、強引にGoogleアカウントを作ってしまう(笑)。でも本当に便利よ。
日本はいまだにGoogleよりYahooの方が多く使われているという世界でも珍しい国だけど(正直、Yahooは使いやすい?)、私の方針は、Yahoo/WindowsとGoogle/Appleの選択肢があれば、まずGoogle/Appleを選べというもの。
■ Google groupsで共同作業がとてもはかどる
というわけでGoogleでメーリングリストを作ったら、そのサービスであるGoogle groupsが想像以上に便利。
メーリングリストはもとより、ファイルのアップロード・ダウンロードもできるし、なにより便利なのが、ウェブ上での一種のホワイトボード共有のような「ページ」の機能。これは共同作業がはかどる。感動。
Google groups (2:19)
■ コンピュータが知識の文化を変える
とはいえ、私の極めて限られた経験では、これを「スゴイ!」と言ってくれるのは少数派で、多数の人達は「まあ、便利なんでしょうけど、そんなにガツガツしなくてもいいのでは」といった雰囲気(のように思える)。
でもこの動画を見れば、いかにこういったコミュニケーション手段の革新が知識創造に貢献するかというのがわかるのではないでしょうか。
Why Google Apps for Education? (10:38)
詳しくは
を御覧下さい。
と、何だかGoogleのセールスマンになったみたい(笑)。
調子に乗って、このプレゼンテーションはいかがでしょう。(1時間20分もある動画ですから、何か他の仕事をしながら主に音だけ聞いていたらどうでしょう)。
Steve JobsのiPad発表keynoteが世界を動かしているように、上のGoogle waveプレゼンテーションも世界を動かしているんだろうなぁ。
を御覧下さい。
と、何だかGoogleのセールスマンになったみたい(笑)。
調子に乗って、このプレゼンテーションはいかがでしょう。(1時間20分もある動画ですから、何か他の仕事をしながら主に音だけ聞いていたらどうでしょう)。
Google wave (1:20:12)
Steve JobsのiPad発表keynoteが世界を動かしているように、上のGoogle waveプレゼンテーションも世界を動かしているんだろうなぁ。
■ 待ち遠しいGoogle Chrome OS
GoogleにはさらにGoogle editionもあるし、何より待ち遠しいのはGoogle Chrome OS。早くWindows OSを駆逐してほしい。(iPadもGoogle Chrome OSが出て、比較できるまでは買わないつもり)。
動画はこちらをどうぞ(これも長いので、何か他のことをしながら適当に御覧下さい)
Google Chrome OS (1:19:49)
■ Googleの動きに注目する
Googleから目が離せないようにすら思えます。
The Official Google Blog
The Google Channel (YouTube)
というわけで、上二つは時折チェックするようにしておこう。
■ 大学教科書出版の大変動
しかしもちろんデジタル情報革命はGoogleだけが引き起こしているわけではありません。Wiredの記事(Colleges Dream of Paperless, iPad-centric Education)で知ったCourseSmartは意欲的。
CourseSmart
Kindle for PCは、少なくとも私の経験では文字のコピー・アンド・ペーストができない(でも画像としてのキャプチャーはできる 笑)などとちょっと期待はずれだけれど、Questiaで本を読むと、コピー・アンド・ペーストやらアンダーラインやら参考文献リスト作りなど本当に便利。何より本を持ち歩かなくても、インターネットにアクセスさえできればどこでも自分が選んだ本が何冊も読めるというのがすごい。読んだ片端からノートに取って、そのノートもEvernoteとかDropboxとかでクラウドに置いておけばいいから、勉強という習慣が本当に変わってしまった。
デジタル情報革命は世界史的潮流で、もはや誰も止めることができないのだから、下手に旧体制を維持しようとするより、どんどん実験的試行をして文化を成熟させた方がいいと思うのだけれど・・・
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