私は大学教育学部に勤務し、英語教員養成および現職教員教育を仕事としておりますが、その中でもっとも重要な任務だと考えていることの一つは、現場の声を聴き、そこから学ぶことです。
この度、「小学校英語教育 そこまで言って委員会 - 現場からの逆襲」のイベントの開催に伴い、学校で英語教育に携わっている教師の正直で率直な声を集めるためのウェブ版投書箱を設置しました。
この投書箱「英語教育:学校教師の声」は、上記イベントだけでなく今後とも学校英語教育改善のために使ってゆきたく思っておりますので、このブログ記事でもお知らせする次第です。趣旨ご理解の上、ご活用していただけましたら幸いです(投書箱へのリンクも自由です。どうぞご活用ください)。
投書箱「英語教育:学校教師の声」
https://docs.google.com/forms/d/1shHZ2iG6QrcFieQKU-SII_4cPxrzLKSw4rfB1LTkEEg/viewform
https://docs.google.com/forms/d/1shHZ2iG6QrcFieQKU-SII_4cPxrzLKSw4rfB1LTkEEg/viewform
概要を確認しておきます。
■ 目的
さまざまな差し障りから実名での発言がしにくい学校英語教育関係者の正直な声を集めることで、学校英語教育の改善を図る。
■ 投書を期待している方々
何らかの形で学校現場で英語教育に携わっている当事者の方々。
■ 投書の取り扱い
管理者である私(柳瀬陽介:広島大学教育学研究科英語文化教育学講座教授)が随時集まった投書を見て、適宜それを引用したりして、英語教育の現実理解を深めるための活動をします。すべての投書を引用したりするわけではありません。
■ 匿名性
当初は匿名(ニックネーム)でできます。ただし、引用する際にメッセージ内容の事実確認などを管理者である私が行いたい時の連絡用に投書者のemailアドレスをお聞きします。きちんとした事実に基づく提言をするためですし、さらに、万が一紛れ込んでくるかもしれない虚偽のメッセージなどを防ぐためでもあります。この点ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。
■ Emailアドレスの扱い
投書に伴って管理者である私が入手したemailアドレスは、投書内容に関する連絡以外の用途には決して使いませんし、他の人に教えることも決してしません。
■ その他
ウェブを使った新しいプロジェクトには、どうしても試行錯誤的な側面があります。経験から学んだことは随時このページに書き加え、ウェブという新しい文化を私たちの豊かな生活のために使うよう努力しますので、皆さんもご意見があればどうぞお寄せください。
実際の投稿は上記URLをクリックしてもできますし、下の欄からもできます。もし何か広く伝えたいメッセージがあれば、どうぞ投書してください。
関連情報
英語教師の声を力に変えるために柳瀬が携わってきた主なシンポジウム
「ナラティブが英語教育を変える?-ナラティブの可能性」(2009年10月11日)
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2009/08/20091011-12.html
「英語教師が書くということ -日本語あるいは英語による自らの実践の言語化・対象化-」 (2012年8月4日)
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/08/84.html
「中高英語教師が自らの実践を公刊することについて」(2013年7月8日 予定)
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2013/07/810.html
柳瀬が関与した、英語教師の声を集めた本
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