2015年9月7日月曜日

「気づき」の意味論的・身体論的定義による教育実践分析(9/12(土)研究社英語センター)



この度、英語能力・評価研究会(VELC研究会)という団体が開催する第四回研究会のパネル・ディスカッション(「気づきを促す英語の授業とは?」)に登壇する機会を得ました。




ここでは、その際に使用する投映スライドと印刷配布資料を公開します。





 追記:このスライドの22ページは2015/10/04に一部修正されました。

印刷配布資料



今回の「気づき」というテーマを考える際も、私は今年前半で説明し続けている理論的枠組(『小学校からの英語教育をどうするか』で萌芽的に展開している身体論)を使用しますが、私としては同じ内容の講演をするのは嫌いなので、今回は次の点を新たに加えました。

○ 諸概念の関係を整理した図の導入

しかし、本来なら以下の点をきちんと調べた上で発表すべきところを、時間不足で怠っていることを予めお詫びしておきます(関連文献に直接あたらず、パネル・ディスカッションのコーディネーターが提示してくれた資料しか読んでいません)。

× SLAでの「気づき」関連論文の詳細な検討

業界の事情通の方なら、パネル・ディスカッションのメンバーを見て、二人の温厚な人と、二人の個性の塊のような人間がいることにお気づきのことと思います(笑)。私は、このメンバーなら面白い話ができそうなので、この話を引き受けました。


ご興味のある方は、上記URLをクリックして「お申込みフォーム」を記入した上で、ぜひお越しください。


追記 (2015/10/05)
スライドの中で言及したダマシオの論については下記のサイトなどである程度のまとめをしています。

Emotions and Feelings according to Damasio (2003) "Looking for Spinoza" (DECEMBER 28, 2012)
http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/12/emotions-and-feelings-according-to.html

Another short summary of Damasio's argument on consciousness and self (JUNE 25, 2012)
http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/06/another-short-summary-of-damasios.html

Damasio (2000) The Feeling of What Happens (FEBRUARY 25, 2012)
http://yosukeyanase.blogspot.jp/2012/02/damasio-2000-feeling-of-what-happens.html

'Feeling' of language as a sign of autopoiesis (SEPTEMBER 7, 2011)
http://yosukeyanase.blogspot.jp/2011/09/feeling-of-language-as-sign-of.html

A summary of Damasio’s “Self Comes to Mind” (SEPTEMBER 4, 2011)
http://yosukeyanase.blogspot.jp/2011/09/summary-of-damasios-self-comes-to-mind.html


また、気づきの三段階については、下記のシンポジウムでも話をしました。

1/12大津由紀雄先生中締め講義(言語教育編)での発表資料掲載、および大津先生へのメッセージ
http://yanaseyosuke.blogspot.jp/2012/12/112.html









追記 (2015/10/10)
研究会が撮影した私の講演映像です。








なお、この研究会の他の動画などもすべて下記サイトから見ることができます。このようなサイトを用意してくださった研究会に感謝します。











0 件のコメント: