2009年9月2日水曜日

川原亜弥先生による「英語で授業を―中学校の授業の実際―」

***広報***
「ナラティブが英語教育を変える?-ナラティブの可能性」
(2009/10/11-12、神戸市外国語大学)

第1日目登壇者:大津由紀雄、寺島隆吉、中嶋洋一、寺沢拓敬、松井孝志、山岡大基、柳瀬陽介
第2日目コーディネーター:今井裕之、吉田達弘、横溝紳一郎、高木亜希子、玉井健


***広報***


川原亜弥先生(県立広島中学校)による「英語で授業を―中学校の授業の実際―」のパワーポイントスライドをご紹介します。

このスライドは先日行なわれた広島大学英語文化教育学会での発表で使われたものです。中学校英語授業でできるだけ英語を使う際のポイントが簡潔にまとめられているので、多くの人に知ってもらいたいと川原先生に公開をお願いしたところ、ご許可いただけましたので、このブログで公開します。





私は次の学習指導要領で言われている高校での「授業は英語で行なうことを基本とする」が暴走することを懸念しています。さらに、高等教育への準備教育としての、書き言葉による概念的な言語表現を扱う英語教育を、私たちの共有財産であり強力な知的ツールである日本語を排除して行なうことが賢明かどうかに関して大きな疑いをもっています。


ですが、簡単な話し言葉中心の中学校での英語教育を「できるだけ―すべてではありません!―」英語を使って行なうことにはもちろん異論はありません。というより、これは全国各地の多くの優れた中学教師が既に行なっていることかと思います。川原先生のこのスライドは、そういった意味での中学校英語教育をサポートするよいきっかけになるかと思います。ご興味のある方は、ぜひダウンロードして下さい。




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