英語の習得には時間がかかります。学校の授業に出ているだけでは不十分です。というより学校の授業に期待するより、自分でどんどん勉強してゆきましょう。
英語習得で特に大切なのはインプットです。英語を聞いて、それをそのまま(=英語の語順で流れる英語の音で)理解できることが何よりも大切です。
英語を英語の語順・音で理解できる基盤がないと、英語を正確に速く読むことができません。発話の「中身」の大半は読書によって築かれるわけですから、この基盤をゆるぎないものにするための基礎訓練を大切にしてください。
この基盤がなく英語の読書をしないままに、いくら「会話練習」をしても、内容の薄いことを定型句ばかりを使っての発話しかできません。中身のない発話はいくら「ペラペラ」のように聞こえても現実世界では相手にされません。日本人の英語マニア同士で「ペラペラ」度を競い合いたいのなら別ですが、世界の人々と信頼関係や友情を築こうとすればなにより中身のある発話が必要です。ですから最初は「英会話」に憧れすぎることに気をつけてください。
■ここでの初級・中級・上級の定義
この記事は、「初級」「中級」「上級」に分けた簡単なガイドです。定義は以下のようにします。
■初級者はディクテーションとレシテーションの基礎訓練を徹底
初級者は基礎訓練を徹底的にやることが必要ということはどの分野でも共通して言えることです。もしあなたが本気で英語を習得したいのなら、地道な基礎訓練を継続してください。
初級者にとっての基礎訓練とは「集中的入出力訓練」です。入力(=耳や眼から入ってきた英語)をそのまま出力(=口や手で再生)する訓練を徹底して、(比喩的な言い方に過ぎませんが)「英語回路」を自分の心身に作ってください。この「英語回路」ができていないと、思うように英語を発話できません(理系の方などで英語論文はバンバン読めるのに、英語を話すことは苦手という方もぜひこの「集中的入出力訓練」をやってみることをお薦めします)。
集中的入出力訓練の方法論は以下を参照してください。
しかしここで問題になるのが、集中的入出力訓練で使う教材です。教材がなければ訓練はできません。
そこでお勧めなのがNHK語学番組です。現在多くの番組が無料のストリーム再生を行っています。どの番組も、タイトルだけにまどわされず、一度自分で聞いてみて、自分がディクテーション(聞き取った英語を書きとってみる訓練)やレシテーション(暗唱)をするのに最適な番組を選んでください。
NHK語学番組(英語)は
です。
追追記 (2010/06/01): アメリカ英語の発音はPhonetics: The Sounds of American Englishで学べます。発音に関しては、すぐに上達しなくとも、発音の原理を知っておくことはとても大事です。折に触れこのサイトで遊びながら英語の発音の原理を少しずつ理解してください。
■中級者は字幕・トランスクリプト付きの英語教材を使おう
初級レベルの訓練が徹底し、自分でもだんだん英語を聞いて理解することが困難でなくなったら、今度はどんどん英語を聞く量を増やしましょう。英語の語彙を増やし教養を広げ深めてください -- 繰り返します。教養・知識の基盤を欠いた「英語力」は趣味の英語でしかありません。英語を使って自分の世界を広げたいのなら語彙・教養を大切にしてください。
ただし一言注意。語彙は単語帳で覚えても使えるようになりません。よく英単語の日本語訳語は言えても、その日本語訳語(あるいは英単語)の概念を尋ねると答えられない学生さんがいます。そのような表面的な音声記憶では語彙は使いこなせません。語彙は実際の英語使用 --英語そのもののためではなく、知識を伝えるための英語使用-- で学んでください。
中級者は以下の記事を参照して自学自習を進めてください。
追記:辞書について:2010/09/27
英語の力を初級・中級から上級に上げるためには徹底的に辞書を引いて、ことばに対して自覚的で敏感にならなければなりません。辞書について大切な事は二つ、(1)とにかく頻繁に引く、(2)英英辞書で引く、です。これは徹底してください。この意味で一番のお薦めは、ウェブを見るブラウザーにGoogle Dictionaryという拡張機能を追加することです。
Google Dictionary on Chrome
https://chrome.google.com/extensions/detail/mgijmajocgfcbeboacabfgobmjgjcoja
これだとウェブで読んでいる英語でわからない単語があれば、その単語をダブルクリックするだけでその意味がわかります。私が知る限り、この方法が最速です。
※ブラウザーはChromeかFirefoxをお薦めします。私は動きが速いChromeを常用にしています。
なおGoogle Translateは、莫大な量のデータを元に統計的に機械翻訳するソフトです。語順が安定した言語同士の翻訳でしたら実用的にはほぼ問題ない翻訳がすぐに得られます。英語以外のヨーロッパ言語のサイトを読むには非常に便利です。ただ日本語のように語順が自由な言語に関しては、それが起点言語であっても目的言語であっても、あまり翻訳の質は高くありません(だからGoogle Translateはあまり日本では話題になっていないのかもしれません)。ですがぜひインストールしてください。
Google Translate on Chrome
https://chrome.google.com/extensions/detail/aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb
参考記事
自動機械翻訳の実用化、言語コミュニケーション教育の新しいデザイン
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/blog-post_23.html
話を辞書に戻しますと、ブラウザー上にない英単語ではGoogle Dictionary on Chromeは使えませんから、以下のような辞書を適宜使い分けてください。
代表的な英語辞書・辞典・百科事典ならDictionary.com
http://dictionary.reference.com/
※このDictionary.comの辞書はiPhoneの無料アプリにもなっています。非常に便利です。
Collins Cobuild Online
http://www.collinslanguage.com/
Longman Dictionary of Contemporary English
http://www.ldoceonline.com/
Cambridge Advanced Learner's Dictionary Online
http://dictionary.cambridge.org/
Oxford Advanced Learner's Dictionary Online
http://www.oup.com/elt/catalogue/teachersites/oald7/?cc=global
※ただ、学習をする際に、紙の辞書というのは参照性・通覧性・再読性などに優れ、線を引くということで学習履歴が残りますから、やはり有用なメディアではあります。個人的には、Collins COBUILD, Longman Dictionary of Contemporary English, Cambridge Advanced Learner's Dictionary, Oxford Advanced Learner's Dictionaryなどの学習者用英英辞典を紙メディアで購入・常用し、語彙力と自信をつけるという学習手段をお薦めします。
数千冊の英語辞書を一気に串刺し検索できるOneLook Dictionary Search
http://www.onelook.com/
英語の各種レファレンスならBartleby.com
http://www.bartleby.com/
英語ライティングの総合ガイドならTHE OWL AT PURDUE
http://owl.english.purdue.edu/owl/
英和・和英を総合的に調べるなら英辞郎
http://www.alc.co.jp/
英辞郎の便利な使い方は
http://eowimg.alc.co.jp/content/help/tips/index.html
英和・和英の専門辞書ならWeblio英和・和英
http://ejje.weblio.jp/
※参考記事「河本健(編)(2007)『ライフサイエンス論文作成のための英文法』羊土社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/02/2007.html
■上級者はGoogle Readerで英語入力の量と質を飛躍的に向上させよう!
上級者は自分の興味関心に従ってどんどん英語を聞き・読み、自分の知識を広げ深めてください。
現在ウェブの英語世界には莫大な知識が埋もれています。英語ができれば無料(あるいは極めて廉価)でどんどん勉強ができます。(逆に言いますと日本語でしか勉強ができないと、やたらとお金がかかりますし、勉強の量も質にも一定の限界があります)。英語を自分なりに使いこなせるようにして、知識を広く深くし、世界中の英語話者と協働的に問題解決をしてゆきましょう。
以下、三つの助言をいたします。
(1) 自分の好きな知的サイトを見つけよう
取り敢えずは以下のようなサイトから自分の好きな知的サイトを見つけてください。
(2) Google Readerを使って自動的に情報収集しよう
Google Readerをインストールし、自分の好みのサイトをRSS登録しましょう。RSSのソフトは従来使い勝手の悪いものが多かったですが、Google Readerは本当に使い易いです。Google readerをぜひお使いください。
Google Reader Tutorial (1:06 with subtitles) by Google
この基盤がなく英語の読書をしないままに、いくら「会話練習」をしても、内容の薄いことを定型句ばかりを使っての発話しかできません。中身のない発話はいくら「ペラペラ」のように聞こえても現実世界では相手にされません。日本人の英語マニア同士で「ペラペラ」度を競い合いたいのなら別ですが、世界の人々と信頼関係や友情を築こうとすればなにより中身のある発話が必要です。ですから最初は「英会話」に憧れすぎることに気をつけてください。
■ここでの初級・中級・上級の定義
この記事は、「初級」「中級」「上級」に分けた簡単なガイドです。定義は以下のようにします。
初級: 自分が知っている内容に関して、自分が知っている(=単語帳では覚えたはず)単語によって構成された英語を聞いて理解することができない。
中級: 自分の知識と語彙の範囲でなら、なんとか英語を聞いて理解できるが、その理解は不安定
上級: 教養ある英語話者とほぼ同じように英語を聞いて理解できるが、まだまだ知識・語彙の習得が必要。
■初級者はディクテーションとレシテーションの基礎訓練を徹底
初級者は基礎訓練を徹底的にやることが必要ということはどの分野でも共通して言えることです。もしあなたが本気で英語を習得したいのなら、地道な基礎訓練を継続してください。
初級者にとっての基礎訓練とは「集中的入出力訓練」です。入力(=耳や眼から入ってきた英語)をそのまま出力(=口や手で再生)する訓練を徹底して、(比喩的な言い方に過ぎませんが)「英語回路」を自分の心身に作ってください。この「英語回路」ができていないと、思うように英語を発話できません(理系の方などで英語論文はバンバン読めるのに、英語を話すことは苦手という方もぜひこの「集中的入出力訓練」をやってみることをお薦めします)。
集中的入出力訓練の方法論は以下を参照してください。
しかしここで問題になるのが、集中的入出力訓練で使う教材です。教材がなければ訓練はできません。
そこでお勧めなのがNHK語学番組です。現在多くの番組が無料のストリーム再生を行っています。どの番組も、タイトルだけにまどわされず、一度自分で聞いてみて、自分がディクテーション(聞き取った英語を書きとってみる訓練)やレシテーション(暗唱)をするのに最適な番組を選んでください。
NHK語学番組(英語)は
です。
追記(2010/05/31): NHKの語学番組をMP3ファイルにして、iPodなどに録音するには以下のソフトがいいとの情報提供がコメント欄でなされましたのでここでもお知らせします。
追追記 (2010/06/01): アメリカ英語の発音はPhonetics: The Sounds of American Englishで学べます。発音に関しては、すぐに上達しなくとも、発音の原理を知っておくことはとても大事です。折に触れこのサイトで遊びながら英語の発音の原理を少しずつ理解してください。
■中級者は字幕・トランスクリプト付きの英語教材を使おう
初級レベルの訓練が徹底し、自分でもだんだん英語を聞いて理解することが困難でなくなったら、今度はどんどん英語を聞く量を増やしましょう。英語の語彙を増やし教養を広げ深めてください -- 繰り返します。教養・知識の基盤を欠いた「英語力」は趣味の英語でしかありません。英語を使って自分の世界を広げたいのなら語彙・教養を大切にしてください。
ただし一言注意。語彙は単語帳で覚えても使えるようになりません。よく英単語の日本語訳語は言えても、その日本語訳語(あるいは英単語)の概念を尋ねると答えられない学生さんがいます。そのような表面的な音声記憶では語彙は使いこなせません。語彙は実際の英語使用 --英語そのもののためではなく、知識を伝えるための英語使用-- で学んでください。
中級者は以下の記事を参照して自学自習を進めてください。
字幕付きの無料動画で楽しく英語を学ぼう
追記:辞書について:2010/09/27
英語の力を初級・中級から上級に上げるためには徹底的に辞書を引いて、ことばに対して自覚的で敏感にならなければなりません。辞書について大切な事は二つ、(1)とにかく頻繁に引く、(2)英英辞書で引く、です。これは徹底してください。この意味で一番のお薦めは、ウェブを見るブラウザーにGoogle Dictionaryという拡張機能を追加することです。
Google Dictionary on Chrome
https://chrome.google.com/extensions/detail/mgijmajocgfcbeboacabfgobmjgjcoja
これだとウェブで読んでいる英語でわからない単語があれば、その単語をダブルクリックするだけでその意味がわかります。私が知る限り、この方法が最速です。
※ブラウザーはChromeかFirefoxをお薦めします。私は動きが速いChromeを常用にしています。
なおGoogle Translateは、莫大な量のデータを元に統計的に機械翻訳するソフトです。語順が安定した言語同士の翻訳でしたら実用的にはほぼ問題ない翻訳がすぐに得られます。英語以外のヨーロッパ言語のサイトを読むには非常に便利です。ただ日本語のように語順が自由な言語に関しては、それが起点言語であっても目的言語であっても、あまり翻訳の質は高くありません(だからGoogle Translateはあまり日本では話題になっていないのかもしれません)。ですがぜひインストールしてください。
Google Translate on Chrome
https://chrome.google.com/extensions/detail/aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb
参考記事
自動機械翻訳の実用化、言語コミュニケーション教育の新しいデザイン
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/04/blog-post_23.html
話を辞書に戻しますと、ブラウザー上にない英単語ではGoogle Dictionary on Chromeは使えませんから、以下のような辞書を適宜使い分けてください。
代表的な英語辞書・辞典・百科事典ならDictionary.com
http://dictionary.reference.com/
※このDictionary.comの辞書はiPhoneの無料アプリにもなっています。非常に便利です。
Collins Cobuild Online
http://www.collinslanguage.com/
Longman Dictionary of Contemporary English
http://www.ldoceonline.com/
Cambridge Advanced Learner's Dictionary Online
http://dictionary.cambridge.org/
Oxford Advanced Learner's Dictionary Online
http://www.oup.com/elt/catalogue/teachersites/oald7/?cc=global
※ただ、学習をする際に、紙の辞書というのは参照性・通覧性・再読性などに優れ、線を引くということで学習履歴が残りますから、やはり有用なメディアではあります。個人的には、Collins COBUILD, Longman Dictionary of Contemporary English, Cambridge Advanced Learner's Dictionary, Oxford Advanced Learner's Dictionaryなどの学習者用英英辞典を紙メディアで購入・常用し、語彙力と自信をつけるという学習手段をお薦めします。
数千冊の英語辞書を一気に串刺し検索できるOneLook Dictionary Search
http://www.onelook.com/
英語の各種レファレンスならBartleby.com
http://www.bartleby.com/
英語ライティングの総合ガイドならTHE OWL AT PURDUE
http://owl.english.purdue.edu/owl/
英和・和英を総合的に調べるなら英辞郎
http://www.alc.co.jp/
英辞郎の便利な使い方は
http://eowimg.alc.co.jp/content/help/tips/index.html
英和・和英の専門辞書ならWeblio英和・和英
http://ejje.weblio.jp/
※参考記事「河本健(編)(2007)『ライフサイエンス論文作成のための英文法』羊土社
http://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/02/2007.html
■上級者はGoogle Readerで英語入力の量と質を飛躍的に向上させよう!
上級者は自分の興味関心に従ってどんどん英語を聞き・読み、自分の知識を広げ深めてください。
現在ウェブの英語世界には莫大な知識が埋もれています。英語ができれば無料(あるいは極めて廉価)でどんどん勉強ができます。(逆に言いますと日本語でしか勉強ができないと、やたらとお金がかかりますし、勉強の量も質にも一定の限界があります)。英語を自分なりに使いこなせるようにして、知識を広く深くし、世界中の英語話者と協働的に問題解決をしてゆきましょう。
以下、三つの助言をいたします。
(1) 自分の好きな知的サイトを見つけよう
取り敢えずは以下のようなサイトから自分の好きな知的サイトを見つけてください。
Free Online Courses from Top Universities
Intelligent Video: The Top Cultural & Educational Video Sites
http://www.openculture.com/intelligentvideo
YouTube/Education
http://www.youtube.com/education?b=400
Intelligent YouTube Channels
http://www.openculture.com/smartyoutube
PublicRadioFan.com
http://www.publicradiofan.com/
iTunesのiTunesU
(Apple社のiTunesという無料ソフトはiPod/iPhone/iPadなどの製品だけのためのソフトでなく、音声・映像管理の汎用プラットフォームです。Apple社の製品をお使いでない方もぜひご利用ください。私はiTunesの中でも、学術用にはiTunesUを、趣味の音楽のためにはRadioを愛用しています)
LibriVox
http://librivox.org/
(2) Google Readerを使って自動的に情報収集しよう
※ Google Readerは、2013年半ばでサービス停止となります。(このGoogleの姿勢に対する批判記事はThe EconomistのGoogle's Google Problemにあります)Google Readerの代わりとしてはFeedly (http://www.feedly.com/)がよく使われているようです(私も使っています)。
Google Readerをインストールし、自分の好みのサイトをRSS登録しましょう。RSSのソフトは従来使い勝手の悪いものが多かったですが、Google Readerは本当に使い易いです。Google readerをぜひお使いください。
Google Reader Tutorial (1:06 with subtitles) by Google
Google Readerを使うなら、ついでにGoogleが作っているブラウザーであるChromeを使いましょう。Chromeはextensionを追加すると非常に便利になります。私はGoogle Reader, Evernote, delicious用のextensionを追加していますが、これがあると一発で情報保存ができるので本当に便利です。
Using Extensions on Google Chrome
なおGoogle Readerに自分のお気に入りサイトを登録するとどんどん記事が集められますから、最初は慣れずにとまどうかもしれません。
しかしここで大切なのは、情報・知識に対する新しい感覚を身につけることです。
昔は情報・知識は湧き水のようにちょろちょろと来ました。私たちはそれを大切に手ですくい、ありがたくすべてを飲み干していました(それでも喉の渇きは止まりませんでした)
しかし現在は、ウェブで英語を使うなら、情報・知識は洪水のようにやって来ます。すべてを飲み干すなんてとてもできません。私たちは今、洪水の荒波をネットサーフィンする必要があるのです。(これが高度知識社会の恐ろしさであり楽しさです)
この英語ウェブでのネットサーフィンは最高に面白いです。Google Readerに集まった情報の見出しを次々に読んで、瞬時に自らへの関連性を判断します。読むと決めた記事は速読します。いい!と思ったらその記事を丸ごとEvernoteに保存します。他人にも伝えたいと思ったら、その記事を短い言葉にうまくまとめてTwitterに投稿します。
Google Readerによる英語ウェブのネットサーフィンは、従来のようなダラダラした時間つぶしのネットサーフィンとはまったく異なります。私はGoogle Readerを使うようになってから、ダラダラしたネットサーフィンとはまったく無縁になりました。仕事の集中力が切れた時にGoogle Readerを見ますが、そうしますと次々に質の高い情報が来ているので、いい気分転換になり、しばらくGoogle Reader + Evernote + Twitterで作業したらリフレッシュして仕事に戻ることができます。先程確認しましたら私は現時点で167のサイトを登録していました。これらのサイトからの情報が自動的に集まってくれるのは感動ものです。
Google Readerは本当にお勧めです。
(3) 豊かな知的共同体を創りましょう。
私は上にも述べたように、Twitterを情報伝播のために使っています。私がfollowしている人・団体ももっぱら情報伝播のためにTwitterを使っています。これらの人・団体の情報の質は高いので、本当に面白いです。
私は個人的交友関係をTwitterで築くつもりはありません(それは他の媒体で行います)。皆さんももしよかったらTwitterや他のWeb媒体を質の高い情報・知識共有のために使いませんか?面白かったらぜひfollow (Twitter)やRSS登録(Google Reader)させていただきます。
また私は学術的、芸術的に面白いと思った動画などを以下のコレクションに集め始めました。
Using Extensions on Google Chrome
なおGoogle Readerに自分のお気に入りサイトを登録するとどんどん記事が集められますから、最初は慣れずにとまどうかもしれません。
しかしここで大切なのは、情報・知識に対する新しい感覚を身につけることです。
昔は情報・知識は湧き水のようにちょろちょろと来ました。私たちはそれを大切に手ですくい、ありがたくすべてを飲み干していました(それでも喉の渇きは止まりませんでした)
しかし現在は、ウェブで英語を使うなら、情報・知識は洪水のようにやって来ます。すべてを飲み干すなんてとてもできません。私たちは今、洪水の荒波をネットサーフィンする必要があるのです。(これが高度知識社会の恐ろしさであり楽しさです)
この英語ウェブでのネットサーフィンは最高に面白いです。Google Readerに集まった情報の見出しを次々に読んで、瞬時に自らへの関連性を判断します。読むと決めた記事は速読します。いい!と思ったらその記事を丸ごとEvernoteに保存します。他人にも伝えたいと思ったら、その記事を短い言葉にうまくまとめてTwitterに投稿します。
Google Readerによる英語ウェブのネットサーフィンは、従来のようなダラダラした時間つぶしのネットサーフィンとはまったく異なります。私はGoogle Readerを使うようになってから、ダラダラしたネットサーフィンとはまったく無縁になりました。仕事の集中力が切れた時にGoogle Readerを見ますが、そうしますと次々に質の高い情報が来ているので、いい気分転換になり、しばらくGoogle Reader + Evernote + Twitterで作業したらリフレッシュして仕事に戻ることができます。先程確認しましたら私は現時点で167のサイトを登録していました。これらのサイトからの情報が自動的に集まってくれるのは感動ものです。
Google Readerは本当にお勧めです。
(3) 豊かな知的共同体を創りましょう。
私は上にも述べたように、Twitterを情報伝播のために使っています。私がfollowしている人・団体ももっぱら情報伝播のためにTwitterを使っています。これらの人・団体の情報の質は高いので、本当に面白いです。
私は個人的交友関係をTwitterで築くつもりはありません(それは他の媒体で行います)。皆さんももしよかったらTwitterや他のWeb媒体を質の高い情報・知識共有のために使いませんか?面白かったらぜひfollow (Twitter)やRSS登録(Google Reader)させていただきます。
また私は学術的、芸術的に面白いと思った動画などを以下のコレクションに集め始めました。
Video collection by Yosuke YANASE
Art collection by Yosuke YANASE
ご興味があればぜひRSS購読してください(Twitterでは私のウェブ活動の更新はすべてお知らせしておりますのでTwitterでフォロー(http://twitter.com/yosukeyanase)していただければ便利かもしれません)
ウェブと英語を使って豊かな文化社会を創り上げましょう!
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