2010年4月9日金曜日

メタ分析に関する印南洋先生と小泉利恵先生のTESOL Q論文

私が敬愛する若き研究者、印南洋先生(豊橋科学技術大学)と小泉利恵先生(常磐大学)の共著論文

In'nami, Yo; Koizumi, Rie (2010)

Database Selection Guidelines for Meta-Analysis in Applied Linguistics

が、




に掲載されましたのでここでもお知らせします (おめでとう!)。


私はこの論文の原稿を、拙稿「英語教育実践支援のためのエビデンスとナラティブ―EBMとNBMからの考察」を書いている途中で読むことができ、大変に裨益されました。


メタ分析」 (meta-analysis)は、日本の教育研究にも最近導入されていますが、このお二人の論文は応用言語学での「メタ分析」について考える優れた論文と言えましょう。

ただ私の同僚の心理学者は、すでに日本での「メタ分析」が乱用されているとも言っていました。「メタ分析」の適切な普及のためにもこの論文は読まれるべきかと思います。


お二人のように、よく勉強する若き英語教育研究者のますますの活躍を心よりお祈りします (でも勉強ばかりしちゃダメよ 笑)。








【広告】 教育実践の改善には『リフレクティブな英語教育をめざして』を、言語コミュニケーションの理論的理解には『危機に立つ日本の英語教育』をぜひお読み下さい。






0 件のコメント: