以下の要領で講演会を開催いたします。去年も大好評でした。ぜひご参加下さい。
組田幸一郎先生 講演会
「高校生のリメディアル英語授業、そして英語教師としての幸せ」
「高校生のリメディアル英語授業、そして英語教師としての幸せ」
■趣旨説明
組田先生に昨年お話していただいた「リメディアルの英語教育の実践について」は、大きな反響を呼びました。基本的に英語が得意で大学進学し教師になった英語教師は、英語ができないまま進学した生徒の気持も実態もなかなか理解できません。ですから英語教師が自分の期待や理想を押し付けて、生徒をさらに追い込んでしまうことさえあります。組田先生は、ご自身の失敗も率直に語りながら、リメディアル英語教育の実情についてとても具体的に語っていただきました。
本年度、組田先生は、このリメディアル英語教育についてさらにバージョンアップしたお話されます。と共に、「英語教師としての幸せ」についても語ってくださるそうです。「幸せ」といっても、まだ若い方にはピンとこないかもしれませんが、教職という仕事も思い通りにいくこともなく、また仮に思い通りにいったとしても必ずしもそれが幸せなことではなかったりします。
教育が究極のところで他人を幸せにする試みなら、教師自身が幸せでなければ教育はできません。しかし「英語教師としての幸せ」とは何でしょう。ますます忙しくなり、生徒の「学力低下」にも面しながら、「数字で結果を出せ!」と圧力をかけられている英語教師は、どう幸せな職業人生を歩めるというのでしょう。
英語教師としての幸せを具体的に語りながら、組田先生は「文学=人生」という軸で、英語教師の幸福論を展開される予定だと聞いています。組田先生のバックグラウンドは文学であり臨床心理学ですから、道徳的お説教とは対極の、滋味あふれ、しみじみと豊かに広がる話が聞けるのではないかと楽しみにしています。
圧倒的に具体的なエピソードを語りながら、その中から多くの人が共感する英語教育論を展開するのが組田先生のお話の特徴です。どうぞ今年もご期待ください。
参考記事:組田幸一郎先生の講演を聞いて(2011/11/22)
■日時
2012(平成24)年11月1日(木)18時から20時まで
■場所
広島大学教育学部K棟108教室
http://www.hiroshima-u.ac.jp/add_html/access/ja/saijyo3.html
■参加形態
一般公開(基本は英語教育に関心をもつ広島大学生を対象としていますが、お近くの英語教師の方なども大歓迎します。講演会は無料です。大きな会場を用意したので、事前の申込は不要です)
■講師
組田幸一郎先生 (千葉県立成田国際高等学校)
著書に『高校入試短文で覚える英単語1700』、『高校入試フレーズで覚える英単語1400』、『高校これでわかる基礎英語』、『高校入試スーパーゼミ英語』(文英堂)など(アマゾン一覧)。
共編著書に『成長する英語教師をめざして?新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り』(ひつじ書房)。
ブログは「英語教育にもの申す」http://rintaro.way-nifty.com/tsurezure/
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