http://hb8.seikyou.ne.jp/home/amtrs/developmental_stages.html
著者の言葉を借りますと、
結論としては
・英語教師が授業を作る力には、発達段階を想定することができるのではないか
・発達段階を想定することで、教員養成や現職教員研修の中で、英語教師のよくやるつまづきに、よりよく対処する道筋が見えるのではないか
という2点を提案する、ということになります。
ということで、この論考を、七つの具体的な授業類型を通じて行ないます。
最終的には、
いくら優れた英語教師が高次元の授業をしているからといって、それをもって他の英語教師を啓蒙していこうというのは、安易にやってしまうと、結局、「あの人だからできるんだ、あの学校だからできるんだ」という自我防衛反応を引き出して終わる可能性が高いと思います。
生徒の英語力が一定の段階を踏みながら伸びていくのと全く同様に、英語教師の授業力も一定の段階を踏みながら伸びていくものではないでしょうか。そう考えると、充分なケアをしないままトップクラスの英語教師の授業をモデルとして研修することや、howだけが焦点化されがちな形でワークショップや実践発表をすることは、避けたほうが良いと思うのです。
という示唆も提示しています。
すでに有名になっている文章かもしれませんが、私は本日までうっかり知りませんでしたし、ご存じない方のために紹介する次第です。
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